君に出会ってから全てが変わっていった。
初めて自分の胸の内を聞いてもらって
君のやりたいことを一緒にやって
初めて…恋して
自分の存在意義が分からない
やりたいことも無い
生きている意味がわからない
普通の幸せが分からない
それならいっそ…
死んでしまいたい
消えてしまいたい
私の生きる意味を誰か見つけて……
「じゃあ、僕の夢を叶えてよ」
君は知らないだろうけど、その一言にどれだけ
救われたことか…
やりたいこと
将来の夢もない私に君が生きる必要を与えてくれた。
だから、君の分まで生きて、幸せになる………。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。