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第6話

ユウカの才能
22
2025/05/21 03:49 更新
天内 ユウカ
んーまぁ、感覚が鈍ってるかもだけど…やりますか
佐倉 レイナ
相手は学年最強の天内 ユウカ…本気で行きます!バクフーン!
レイナが繰り出したバクフーンはゴーストタイプ的オーラを纏う、リージョンフォーム形態のもの。
天内 ユウカ
ヒスイバクフーンかぁ、いつも通りアシレーヌに任せよ…
ユウカも相棒のアシレーヌを繰り出す。
佐倉 レイナ
シャドーボール!
天内 ユウカ
サイコノイズ
レイナのシャドーボールは、アシレーヌのサイコノイズをすり抜けるようにして直撃する。
佐倉 レイナ
よし当たった、続けておにび!
天内 ユウカ
これは…ムーンフォース
だが変化技ゆえに攻撃力に欠けた鬼火では、強力なムーンフォースを相殺することもできない。
佐倉 レイナ
かえんほうしゃ、止めて!
ムーンフォースをかき消そうと、バクフーンはかえんほうしゃを放つ。
天内 ユウカ
相手はかなり火力に特化してるみたい…ね、いいでしょう。ムーンフォース
佐倉 レイナ
あんなに連続して技を…!避けてからシャドーボール!
しかし、アシレーヌの放ったムーンフォースは発射待機状態だった。かえんほうしゃをキャンセルして回避行動を取ったバクフーンに、ムーンフォースが命中する。
佐倉 レイナ
読まれた…!?
天内 ユウカ
畳みかけて、泡沫のアリア!
爆風で身動きの取れない所に、広範囲攻撃の水技、泡沫のアリアが炸裂する。
天内 ユウカ
上手いこと的中してよかった、弱点を突ける攻撃を隠したのは正解かな
佐倉 レイナ
強い……
バクフーンは戦闘不能となっていた。勝負の行く末と、ユウカの強さを目の当たりにしたクラスメイトは歓声を上げる。
桐園 ミサキ
ユウカはすごいなぁ、元々の才能がある……
観戦していたミサキは小さく呟いた。そこに、彼女の才能の根源が話しかける。
アグノム
ボクたちがミサキの外部って扱いなの、心外だな〜
エムリット
シンクロによって、アタシたちとミサキは繋がりかけているの。そのうち、不可分な存在になると思う
桐園 ミサキ
え…?みんなの才能を、私のものにしていいの?
アグノム
ほら、教室に戻るよー
天内 ユウカ
また独り言?全く、気をつけてね?
割り込むように、ユウカが話しかける。
桐園 ミサキ
あ、うん…昼休みだね、いつものカフェ行こう
荷物の整理のため、教室に戻ってからカフェへ行こうとするミサキとユウカ。ポケモンシンクロバトルのチームメイト関係になる前から昼食は2人でとっていたため、今日もそのようにするつもり…だったが。
佐倉 レイナ
天内さん?と、桐園さん?
天内 ユウカ
別にユウカって呼んでもいいのに…。それで、レイナね?どうしたの?
佐倉 レイナ
あー…ユウカとミサキって、いつも2人で行動してるから、どんな仲なのかなって
天内 ユウカ
親友、かな。幼馴染ってほど、長い付き合いじゃないけどね
佐倉 レイナ
親友なんだ、私も2人みたいに強くなりたいな〜…
天内 ユウカ
強いから仲良いってわけでもないよ、せっかくだし…3人で昼食にする?
佐倉 レイナ
え、私でよければ!
天内 ユウカ
決まりね、行きましょう
桐園 ミサキ
まぁ…怪しい要素ないからいい、か
桐園 ミサキ
ここは私の行きつけのカフェ。個室をいつも予約してるし、最大4人の部屋取ってるから大丈夫なはず
佐倉 レイナ
めっちゃ高そう…
天内 ユウカ
ミサキは社長令嬢だから、ここでもVIP待遇なの。個室も予約必須の店らしいね
桐園 ミサキ
3人でも大丈夫だって。行こう
ウェイトレスに案内され、ミサキとユウカとレイナは個室にて昼食となった。
市井 ウタハ
ん…?今日は普通に昼食とるんだ、会合はどうするんだろ
ウタハのデバイスに、ウィッチことユウカから連絡が入る。
市井 ウタハ
今はリュウジが留守番してるから……わたしも混ざりたいけど
デバイスを操作し、ウタハはユウカにカフェへ行っていいか打診する。
天内 ユウカ
『ウタハは不登校してるんだから、安易に顔出せないでしょ?』
市井 ウタハ
『ユウカみたいな有名人じゃないよ、わたしは』
桐園 ミサキ
『同行者(レイナ)はウタハのこと知らないって。私が全額払うから来て』
市井 ウタハ
よかった、女子会に行ける!いつも孤食だから、助かる〜
ウタハはエンジェルことミサキが送ったマップの案内通りに、高級カフェへと向かった。

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