第13話

11話
281
2022/12/17 15:02
モブ2
〜〜〜〜!!
モブ3
〜〜〜〜〜!!
尾兵
何かあちこちで小競り合いが増えてきたぞ
澤圭
戦場が近づくと気が立ってきていつもこうなります、皆さんも気をつけてくださいね、行軍中の私闘は罪に問われますよ
ハハハやんねーよ
彪(ひゅう)
信兄が一番やりそうだけど
んだとこら彪
これから魏と戦うのに味方同士でケンカするなんざバカの、、、
モブ5
おー、澤さんとこは今回も弱そーだねェ
モブ6
ひでぇぞこりゃ
!?
沛浪
なんか家族旅行みてぇだな
モブ7
プヒヒヒ、伍長それ言い過ぎ
モブ5
つか今回最弱じゃね?いくら6人だからって半分ガキはまずいっしょークハハハハハ
モブ6
澤さんらがなさけねげからこんなんばっか集まるんだぜ、よく伍長になれたよなーこんな人が
💢💢💢💢
彪(ひゅう)
信兄、我慢我慢
澤圭
ガマンガマン、ケンカはダメですよ
モブ5
おー、ガキのくせにいい剣だ、どこで盗んだ?ちょっと見せてみろや
ほらよ
信が剣を抜いてモブの耳の横に突きつける
モブ5
え、、、うおあっ!
モブ3
おおっあのガキ抜いてんぞっ!!
モブ7
何さらしとんじゃガキっ!!
澤圭
信君っ
剣が見たいっつったから見せてやったんだ、ケンカじゃねぇよ
沛浪
面白いガキだ、お前、誰にケンカ売ってるか分かってんのか?
オッサンこそ、誰にケンカ売ったか分かってんのかよ
彪(ひゅう)
やめろ信兄、味方同士の小競り合いはバカがやることって言ったのどこの誰だ
信と沛浪の間に彪が入る
ッ彪!
彪(ひゅう)
はいはい、そのイライラは戦に向けて
沛浪
何だお前、偉そうに
彪(ひゅう)
別に偉そうにしてはないけど、、、でもあんたらよりは賢い自信はある
沛浪
こいつ、、、いい度胸じゃねぇか
彪(ひゅう)
、、、
澤圭
彪君っ
沛浪の手が彪の顔に伸びる
信が彪の前に立ってその手を止める
彪に触んじゃねぇ
彪(ひゅう)
信兄、、、
沛浪
あ”?
モブ1
整列っ!整列だぁ!!千人将の騎馬隊が通るぞォ!全軍整列だあ!!
千人将の騎馬隊!?
沛浪
チッ
なになに!?騎馬隊が通るのかっ!?
尾兵
コラ待て信っ!
前行こうぜ前っ!なぁ彪!
彪(ひゅう)
わかった、わかったから引っ張らないでっ!
モブ2
押すなガキどもっ!
よっしゃ最前列!騎馬隊だってよ騎馬隊、見た事あっか尾兵!?彪!?
彪(ひゅう)
見たことないなー、平民のは(山界で似たようなのは山ほど見てきたけど)
尾兵
ねぇけどよ、何だよその切り替えの軽さは
澤圭
あのォ、、、喜ぶのは良いんですけど、くれぐれも整列を乱さないでくださいね
へ?
澤圭
秦の騎馬隊は軍律に厳しく、また隊の将は気性が厳しい方が多いのです
澤圭
前回ら私が従軍したとき、整列中フラついたという理由だけで両断された者がいました
澤圭
そしてその伍の者達も連座して晒し首に
澤圭
今度の千人将は親任された方で、どんなお人か分かりません
澤圭
とにかく、整列を乱さないようにお願いしますよ
彪(ひゅう)
、、、え、信兄がいる時点で終わりじゃね?
な、なんだとこら
騎馬隊が通る
(うおーかっけー!かっけー!)
彪(ひゅう)
(おい信兄💢)
尾兵
(動くなバカ💢)
尾到
(動くなバカ)
四連戦車
澤圭
信君静かに、千人将が来ます
えっ、どれどれどれ?千人将どれっ?
尾兵
(コラ〜〜〜〜)
彪も見たいだろ?
彪(ひゅう)
おい俺も道連れにするな〜💢
!!
彪(ひゅう)
!!
ザッ
彪と信が前に出た
尾兵
¥$#°$%♪#!!!
尾兵
信っっっ!!!彪っっっ!!!
???
!!
???
止まれェ!!
尾到
(死んだ、、、)
沛浪
あいつらとんでもねぇアホだな
モブ4
ククク見てなよ、首がすっ飛ぶぜェ
よォ壁、久しぶり
彪(ひゅう)
壁さん、久しぶりニカッ
やはりいたか、相変わらずだな信!彪!元気そうだ何よりだ!
三ヶ月の間でまた少したくましくなったようだな、信、彪
壁のあんちゃんこそ見違えたぜ、千人将ってすげぇじゃんか
彪(ひゅう)
この短期間ですごいね
あれから一度も会いに行かずすまなかった、後処理に追われてずっと不休だったのだ
彪(ひゅう)
後処理?
普通なら大王の命を狙った不届きな反乱は関係者の九族まで晒し首にする所だ、しかし呂氏への対抗勢力は残さねばならん、どうしたものかと思案にくれていたものだが、、、
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
では、反乱そのものをなかったことにしろ、竭氏一党内の抗争で党首らかま死んだとし、最小限の処断で納めろ、竭氏の勢力はそのまま肆氏に引き継がせよ
!?
彪(ひゅう)
ブハッwww
反乱そのものをなかったことに!?
彪(ひゅう)
ひっwひっ、w、何てw無茶なw王様だww
彪(ひゅう)
(端和さんみたいだww)
バハハハ、相変わらずめちゃくちゃな王だなww
笑い事ではない、こちらは大変だったのだ💧
、、、、、、、、、ところで貂は元気か?何か変わったこととか、、、、、、
あー元気だぜ、飯やら洗濯やらほとんど俺達の下僕状態、ケケケケ
彪(ひゅう)
オイ
、、、、、、、、、(まだ気付いてないのか、、、)
また、一緒に城取りだな、壁のあんちゃん
え?ああ、だが前とは違って今回は城壁を宝塚で突破せねばならん、滎陽城の守備は堅いと聞く、忍耐のいる戦いになりそうだ
それなら一緒に戦うかどうならまだ分からん、第4歩兵軍は三万人、私はその中の千人を率いる千人将の一人だ
信と彪の直属の将になるかどうかは亜水での軍編成によって決まる
そっか、千人将つってもいっぱいいるんだな
彪(ひゅう)
(バジオウさん、シュンメンさん、タジフさん、みたいな感じか)
されど千人将!これからは私に敬語を使うように、一歩兵が千人将に無礼があってはしめしがつかぬ
ふぁ〜い
彪(ひゅう)
はい
、、、、、、信と彪の方はどうなのだ、どんな伍をつくった?
疲れ切った伍長とあとはど素人、周りからは最弱の伍ってからかわれてる
最弱、、、、、、💧
彪(ひゅう)
あまり物の寄せ集めの隊だよ、だから六人になっちゃった
そうか、、、
(二人手練れがいれば伍は安定すると言われているが、信と彪がいれば大丈夫か、、、、、、)
よし!亜水で作戦会議が待っている!先に行っているぞ信、彪!
また、亜水で会おう!
彪(ひゅう)
はい!
オウ!壁千人将!
バカ主
バカ主
一旦終わります!!
では!!

プリ小説オーディオドラマ