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第41話

 気
193
2023/12/31 09:00






  Side ⌇ あなた





松 田 。
松 田 。
  あなたせんぱーい !  



   バイトに行く準備をしていると



   外から元太くんの声が聞こえて



   窓を開けてみると



   満面の笑みで大きく手を振っていた 。


松 田 。
松 田 。
  一緒に行きましょ 〜 !  



   早足に準備をして



   家にいるお兄ちゃんに挨拶をしてから



   家の外で待っていてくれた元太くんの元へ駆け寄る 。


松 田 。
松 田 。
  おはようございます !  
宮 近 。
宮 近 。
  うん 、 おはよう  




松 田 。
松 田 。
  よく眠れました ?  
宮 近 。
宮 近 。
  おかげさまでよく眠れたよ  
松 田 。
松 田 。
  良かった  
松 田 。
松 田 。
  そういえば … 彼氏さんとは ?  
宮 近 。
宮 近 。
  あー … もう別れたよ 笑  
宮 近 。
宮 近 。
  別れて今は友達として傍にいてくれる  
松 田 。
松 田 。
  先輩はそれでいいんですもんね ?  
宮 近 。
宮 近 。
  もちろん 。
  お兄ちゃんもそれがいいって  
  言ってくれたし



   中村は私含め今付き合ってる女の人とは



   みんな別れたらしい 。



   そしてまた1から始めてみると …… 。



   良かったよ 、 中村に出会えて 。



   好きになれて ……


松 田 。
松 田 。
  …… 俺じゃダメですか ?  
宮 近 。
宮 近 。
  え ?  
松 田 。
松 田 。
  え ? いやあの …  



   分かりやすくミニパニックを起こす元太くん 。



   こういうところ可愛いなあ … 笑


松 田 。
松 田 。
  …… 俺にはずっと先輩だけです  
松 田 。
松 田 。
  先輩が好きです  



   あまりにも急な告白だったから



   私自身驚きを隠せない 。



   目を丸くしていると



   何か独り言を言いながら私を置いて



   前を歩いていく元太くん 。






   そして少し離れたところで



   隣に私が居ないことに気がつくと



   振り向いて走って私の元まで戻ってきた 。



松 田 。
松 田 。
  どどどどどどうしたんですか先輩 !  
松 田 。
松 田 。
  どこか体調でも …… ?  
宮 近 。
宮 近 。
  あ 、 ううん違うの全然平気  
松 田 。
松 田 。
  じゃあ …  
宮 近 。
宮 近 。
  少し考えてもいいかな …  
宮 近 。
宮 近 。
  告白の返事  



   私がそう言うと今度は元太くんが目を丸くした 。



松 田 。
松 田 。
  考えてくれるんすか !  
宮 近 。
宮 近 。
  え 、 うん … ?  



   少し嬉しそうにしていたけど ……



   告白をしてもらったら考えるのが



   普通なんじゃないの … ?







   帰ってお兄ちゃんに聞いてみると



   全く気のない人に告白されたら



   すぐに断れるから 、 そう言ってた 。







   てことは私 …



   少なからず元太くんに気があるのかな 。







   自分でもわからない 。




 🫦🫰🏻
  更新遅くなりすぎまして  
  本当に申し訳ないです ……  
 🫦🫰🏻
  全力で反省しております …  
 🫦🫰🏻
  下書きも全くなくて  
  書けてなかったので時間のある時に  
  少しでも書けるように励みます … !  
 🫦🫰🏻
  なので皆様
  これからも応援お願いします ( > < )  

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