第11話

mg
2,225
2022/03/28 02:33 更新
翔太くんが話してくれた




抱きしめているから、顔は見えないけど
声が震えていて、泣いていることがわかった
翔太くんはあまり自分の思っている事を言わない
意見とか、そういうのはちゃんと言ってくれるんだけど、
悩み事とかはギリギリまで自分で溜め込んで、
その後爆発しちゃう


だから、翔太くんは一生俺が守るって、
誓ったはずなのに、



やっぱり、傷つくよな
俺も、もし翔太くんが他のやつとベッドシーン、
なんて考えるのも嫌だ



けど、こんなに嫉妬してくれたんだ
って考えると、少しだけ嬉しくなっちゃったり



やっぱり翔太くんは可愛い









┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈










「 ごめんね、翔太くん 」




「 俺、翔太くんだったら大丈夫って、

信用しきっちゃってた、ごめんね、 でもね?

このシーンしたからって、女の人と共演したからって、

翔太くんの思いが消えちゃったりしないから、


ごめんね、不安にさせちゃったね、 」




「 けどね、嬉しかったよ、笑 」


「 だって、嫉妬してくれたんでしょ? 」



ほんと可愛い、と言うと同時に
肩を叩かれる



『 うっさい、 』




もうその声すら愛おしくて
背中に回していた腕の力を強める



ごめんね、翔太くん好きだよ




と言いながら背中を摩って、体を揺らす
まるで赤ちゃんをあやすかのように



けど、こんなに余裕ぶってるけど
俺も嫉妬する時はするんだから、



まぁ、幸い恋愛系のドラマや映画がきていないから
翔太くんを抱き潰す予定は無いけど、


もしそういうオファーがきたら
朝まで寝かせないつもりです


翔太くんは俺のって分からせてあげないとでしょ?



まぁ、極限までその気持ちは抑えておくつもりだけど










「 翔太くん、もう12時だって、寝よっか、 」





『 やだ、寝ない、 』




やだって、可愛すぎでしょ、
てか、寝ないって、



「 なに、誘ってんの? 」





あれ、返答なし?




翔太くん、どうなっても知らないからね、









「 よし、ベッド行こっか、 」





「 たっくさん、愛してあげるね、翔太くん、 」

プリ小説オーディオドラマ