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第1話

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2024/01/27 15:09 更新




「真面目」
私がいつも言われる言葉だ


真面目はいいこと、でも私は真面目すぎて近寄り難い
クラスメイトなのに話しかけても敬語で返される。
もちろん 最初は傷ついた

だから、みんなと仲良くなろうと頑張った
でも、うまくいかなかった。
クラスの女子達が遊ぶ予定を立てていて
羨ましく思った私は参加したいと言った
みんな頷いてくれた 嬉しかった、

でも、明らかに空気が違った。

みんな私に気を使い ぎこちない笑顔をつくった



その日から私は参加したいと言わなくなったし、遊びに誘われても行かなくなった。
そして、私は「都合のいい人」になっていた
みんなが面倒くさがりやらないことを
せっせとこなし、

最近では放課後1人で掃除をするのが
日課になっている……のだけれど
1つ問題がある


それがこの、まったく起きる気配のない

「あなたの名字あなたの下の名前」だ

チェウォン
チェウォン
はぁ、

チェウォン
チェウォン
あなたの名字さん

(なまえ)
あなた
……zzz
ですよね、((苦笑))
1度呼んでも起きないのはいつものこと

チェウォン
チェウォン
あなたの名字さん
起きて、もう帰る時間だよ
肩を揺らしながら、すこしかがむ
そっと彼女の寝顔を覗き込む
あなたの名字さんは顔立ちがいい


長いまつ毛、すらっと通った鼻筋、ふっくらした唇






彼女はいつも5.6時間目に寝る

なのに成績がいい

私は1時間寝たらもう授業についていけない



彼女は友達が多い方だ 多分 ←
でも、彼女は誰にも起こされない
その理由は彼女の寝起きの悪さだ
切れ長の目をしていると言うのに
無理やり起こすと完全に殺意がある目で見てくる

これにみんなビビって諦めてる

先生も、
正直私もビビってる ←



今日も今日とて、彼女のまわりを避けて
掃除をする
でも、最近はどうすれば殺意の目を向けられずに起こせるかという実験?を行っている



1回目は、彼女のまわりでわざと大きな音をたててみた。

2回目は、「蚊の音を聞くと起きる」と聞いたから試してみた。 まぁまったく起きなかったけど…
そして、3回目の今日
私は彼女の耳元で優しく囁き続けることにした。
優しく起こせば彼女の殺意を帯びた目が少し和らぐ
のでは?と考えたからだ
何度も彼女の体を揺らしながら、彼女に近づいていく

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