第8話

最初の春
君に告白して…
凛
最初の春がやってきました。
クラス分けとかほんと無理泣く
いや、でもこれで少し楽になるかもしんない…
みんなともお別れかぁ〜…
〜クラス分けの紙を見て〜
凛
(えっと〜……どこや)
てか人多っ
そりゃそうか
凛
あ、みっけた(3の2か〜…)
3の2で過ごしたら、次は高校かぁ…
え?どこ高かって?
ひ・み・つ♡←
凛
あっ
「藤田洸哉」の文字が目に入ってしまい、思わず声を上げる。
あいつは3の1か…
違うクラスで、よかったような、寂しいような。
まぁ…いいかな
次に、磨衣と優奈の名前を探す。
凛
え〜っと…?
みっけたみっけた。
なんだ〜…磨衣と優奈とは違うクラスなのか…
2人とも1組かぁ〜…まぁ隣のクラスだからまだいいかな。
ざっと2組のところを見て、戻るとする。
やべ…知らない人多いなぁ…
あ、師匠いる、礼いる、あ、小春もいる。
…でもそんぐらいしかいねぇぇ
啓斗も翼も、前同じクラスだったけどあんま仲良い方じゃないし…
まぁ、頑張るか。
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磨衣
凛〜!遊びに来た〜!
凛
あ、磨衣〜!
読んでいた本を机に置き、教室のドアの近くまで歩く。
凛
どったの?
磨衣
え?暇だから
凛
暇か。私も暇だ。
磨衣
あ、そーだきてきて〜
凛
ん〜?
磨衣
最近また絵描いたんだ〜見て〜
凛
へ〜また?いいよ。てか見せてw
そう。正直磨衣は神絵師だからね。
あれ、確かあいつ磨衣と同じクラスだったよね…?
磨衣
ちょっと待ってね〜
少し待ってる間に、あいつ洸哉と目が合った。
なんであんな見てくんのよ…嫌われたはずじゃん…
あいつはなにしたいんだろ…
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side洸哉
なぁ、あいつのことフった?
洸哉
洸哉
え…あいつって、凛…?
そいつしかいねぇだろ。フったのか?って聞いてんの。
洸哉
洸哉
いや…別に…
知らねぇの?あいつかなり傷ついてんぞ。
洸哉
洸哉
は…なんでお前がんなこと言えんだよ…
あいつのことを傷つけるような奴にあいつといる資格はねぇよ。
洸哉
洸哉
お前っ…!何も知らねぇくせに…!
俺は何にも知らなくても、あいつを傷つけるお前とは違うんだよ。
早く言えばいいだろ。もっと本気出せよ。
洸哉
洸哉
っ…!
盗られる前に盗っちまっえよな。
あの時、正直に言っておけば、楽だったかもしれない。
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凛
…あんなの、フられたも同然だよね。