堅治と夕日を見ながら、私は万里花さんを思い出す。
涙目の私を見て、言い淀んでいる堅治。
そして、私とは反対側の方へと詰めて私と距離を空けた。
私を見た堅治は一言。
耳を赤くしている堅治を見て、私は堅治の方へ寄る。
堅治の肩に頭を乗せてみた。
私の手をとった堅治。
と、言って私の手を握った。
堅治side
俺が東京に行くことを、遊びに行くと勘違いしたあなたは、うちに泊まればとか勝手に話を進める。
と、張り切るあなたに俺は少し言い淀んだ。
その頃…
一緒に海に来ていたみんなが別のところで集まっていた。
居ない2人を察して、ふーん、とかそっか、、となっていた。
あなたside
あの後は特に何も無く、みんなと合流して一緒に帰った。
家に着いて、今日のことを思い出す。
もっと堅治との夏休みの思い出を作りたいな。













編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!