第10話

第7話
1,364
2023/08/18 13:57
丹恒
一生守る。何があろうとも
あなたの下の名前達の視点
あなた
...ぅぅ...
あなた
(頭痛が治まってから、なんだかふらふらする...)
あなた
カ...フカさん...倒れ...そう...です...
カフカ
!?、私に倒れ込んでいいわよ
あなた
ぅっ...ごめんなさい、カフカさん
カフカ
...謝らないで、貴女は何も悪くないわ
あなた
...はい。ありがとうございます、カフカさん...
バタッ
来たな...
カフカ
ええ、時間通りね
ふふっ...
ふははっ!
感じる、感じるぞ!カフカ、あなたの下の名前!
今こそ代価を支払う時だ!
姿を変えれば逃げられるとでも思ったか!?逃がさんぞ...
丹恒
お前にも、その女にも何度も言ったはずだ...俺は「丹恒」だと
丹恒
「丹恒」は、お前たちの過去と何の関係もない
あなた
...ん...たん...こう...?
丹恒
っ!あなたの偽名!
カフカ
あら、近づいちゃダメよ
カフカ
「丹恒」の相手は刃ちゃんだもの
あの苦痛を味わせてやる、「丹恒」。貴様に「死」の苦痛をな!
???
それはダメだよ
彦卿
君は今日ここで誰も殺せない。指名手配犯、君には僕と一緒に来てもらう
彦卿
そこの女性もね
あなた
(ダメだ...頭が上手く回らない...)
丹恒
(何とかして、あなたの偽名を救い、なのかたちと合流出来れば...)
彦卿
君の顔、どこかで見たような...
丹恒
っ!、気をつけろ!
カフカ
あなたの下の名前、危ないから少し離れて
あなた
はい...
あなた
あの、カフカさん
カフカ
?、何?あなたの下の名前
あなた
本当に、このやり方で良いんですかね...
カフカ
さぁ?でも、刃ちゃんが良いならいいんじゃないかしら
あなた
...そうですか
しばらく蹲って待っていたら
丹恒・飲月
あなたの下の名前
そう優しく、私の本名を呼ぶ声がした
俯いた顔を上げ、その者と目を合わせる
懐かしむ様に、探る様に、
あなた
飲...月...!
泣きそうになりながら、その者の名を告ぐ
あなた
夢...じゃない...?
会えるとは思っていなかった
この瞬間、私は夢を見ていると思った
あなた
...夢かもしれない...飲月、私の頬つねってみて
飲月の指が私の頬に触れる
つねると思って眼を閉じた。しかし、
チュッ
微かな音が口元で鳴る
...(嫉妬)
彦卿
指名手配犯カフカ!手を退けろ!
カフカ
(子供にはまだ刺激が強いと思うわ...)
私の顔はみるみる赤く染まった
景元
おやおや、お熱いことで
自分で書いてて口角が上がりまくりました作者です。
今回はここで区切ろうと思います(   ◜ω◝ )
いやぁ、ここからどうなるのか楽しみですね☆
それでは〜!

プリ小説オーディオドラマ