第15話

番外編 海 の省いたところ
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2024/01/07 13:48
あなた
た、丹恒!一緒に遊ぼ!
姫子
ほら、行ってあげたら?
丹恒
...!あぁ
三月なのか
ウチ、海の砂浜でお城作ってみたかったんだ!
あなた
それじゃあお城作ろう!
数分後
三月なのか
やった!できた!
あなた
やった!意外と大変だったね...
三月なのか
てか、珍しいね!丹恒がお城作るの!
丹恒
あなたの偽名や三月に何かあると心配だからな
あなた
丹恒って列車組のお母さんみたいだね
三月なのか
そうでしょ!丹恒が居れば大抵の事は安心だもん!
ぐー...
三月なのか
えへへ...なんだがお腹が空いてきちゃったね
あなた
ね!そろそろお昼時かな?
丹恒
そろそろ戻ろう
姫子
あら、丁度いいわねそろそろご飯を食べようと思っていたところなの
三月なのか
それじゃあナイスタイミング!だね!
姫子
えぇ、そうね。カフカ達も一緒にどう?
カフカ
あら?私達も一緒に食べてもいいのかしら
姫子
えぇ、それに銀狼やあなたの偽名ちゃんももう一緒に食べることが前提で準備しているから
銀狼
ねぇ、あなたの偽名。隣いい?
あなた
全然いいよ!
三月なのか
え〜ずるい!ウチも隣がいい!
丹恒
俺も、あなたの偽名の隣がいい…
あなた
あ…どうしよう……
カフカ
なら、あなたの偽名は丹恒の膝の上に座ったらいいんじゃない?
あなた
えっ!?
カフカ
ふふ、冗談よ冗談
あなた
ぅ…あまりからかわないでください!
カフカ
ただ、刃ちゃんと丹恒の席は少し遠くにしておいた方が良さそうね
あなた
え?
カフカ
ほら
何故だ!飲月!
丹恒
当たり前だろう!そもそも俺はもう飲月じゃない!丹恒だ!
カフカ
ね、もう喧嘩が始まりそうなの
あなた
あはは…(苦笑)
三月なのか
あなたの偽名!まだ席の位置決めてないよ!
あなた
あ、ごめんどうしようね…
姫子
長机だし、誰か一人向かいに座ったらどう?
三月なのか
それいいね!それじゃあジャンケンで決めよう!
銀狼
賛成
丹恒
俺も賛成だ
待て飲月!まだ決着は終わっていないぞ!
カフカ
はいはい刃ちゃん、『聞いて』今は大人しく待つのよ
……
三人「最初はグー!ジャンケンポン!」
丹恒  パー
なのか グー
銀狼  パー
銀狼
やった
三月なのか
うぅ…でも向かいの席だし…!
丹恒
(密かに微笑んでる)
姫子
みんな席に着いたし……
三月なのか
あれやる?
あなた
あれ?
三月なのか
そう!あれ!みんなでご飯食べる前はこれでしょ!
三月なのか
その鼓舞はあなたの偽名で!
あなた
えぇ…コホン、えっと…
三月なのか
なんでもいいんだよ!
あなた
えっと…じゃあ……敵同士であるにも関わらず仲良くできてていいなぁと思いました…!それじゃあ…
全員「KP!」
銀狼
ふふふ…
あなた
も〜笑わないでよ銀狼!
銀狼
ごめん、つい。
そうして、わちゃわちゃ楽しみながら昼食を終えた
あなた
(ただ、途中刃さんがナイフを丹恒に投げてきたことは本当にびっくりしたけど…)
番外編「海」

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