第30話

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2026/09/09 12:00 更新
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満月の日。



月を背に、屋上から下を見下ろす影が2つ。
その背後にいるのは彼女らの手足となるものたち。




ボスらしき人が1歩前へ進みでる。
その人はどこからともなく武器を取り出し……


こう言った。









めめんともり
めめんともり
さぁ、行きましょうか





























少し前
めめんともり
めめんともり
ウパラテは突撃、みぞれいヒナちゃんはここから孤立している人を狙撃してください
めめんともり
めめんともり
スレガンは爆弾仕掛けながら上空からの捜索、怪しいことがあればすぐメテヲさんに報告してください。
めめんともり
めめんともり
ぐさおさんはメテヲさんの護衛をお願いします
めめんともり
めめんともり
他は各々自己判断でウパラテに続いてください。



みんなに一斉に指示を飛ばしたあと、一呼吸置いてから
前を向く。


めめんともり
めめんともり
さぁ、行きましょうか







めめがそう言った瞬間、めめの両脇を2つの影が颯爽と駆け抜けていく。

その2人はもちろんウパパロンとLatteだ。


2人は敵の前へ正面から突っ込んだかと思えば、いつの間にか手に持っていた相棒(トライデント&ハンマー)を使い瞬く間にそれぞれ5人程を吹き飛ばした。


ウパパロン
ウパパロン
今のは俺の勝ちだな!!


目の前に敵がいるのにウパはLatteの方を見つめながら
にやりと煽るような笑みを浮かべる。

Latte
Latte
んな訳ねぇだろ!私の勝ちだわ!


そしてLatteも聞き捨てならなかったのかウパの方を
向いて反論する。


その間にも敵は襲いかかってきているが2人に届く前に
焔と水の龍によって拒まれた。

ウパパロン
ウパパロン
はー??じゃあ勝負だ!!
倒した数が多い方がかt(((



ウパが言い終わらないうちに2人の間を通り抜けながら
ぜんこぱすが敵を何人か掠め取る。


ぜんこぱす
ぜんこぱす
ほっ!!


ぜんこぱすは自分の身長よりもありそうな斧を軽々と振り回しながら相手の攻撃を避け続けている。

ウパパロン
ウパパロン
ちょっ!?それは話が違う!!

Latte
Latte
行くぞウパ!!よーい……



2人
ドン!!!!!!!!!


そう言ってお互いに敵に向かって走り出し、攻撃を繰り出す。
水でバリアを貼り、トライデントで突いて爆発させたり……、焔の龍を身に纏いながら敵を焼き尽くしたり...

一方ぜんこぱすも勝負には関係は無いものの一心不乱に斧を振り回していた。








柊鳴ルカ
柊鳴ルカ
俺らも行きますか〜

御前崎八幡宮
御前崎八幡宮
ンマッ 何かあったら言ってね〜



ルカが伸びをしながらそう言った後、八幡宮も振り返らずに手を振り、そのまま下へ飛び降りた。


その直後、バンッバンッという銃声と打撃音が鳴り響き、前が取りこぼした敵をひとり残らず散らしていく。









めめんともり
めめんともり
皆さん元気ですよねー

iemon
iemon
まぁ楽しそうなんでいいんじゃないすか?

めめんともり
めめんともり
ふふっ、ですよね笑


そんなたわいのない会話をしているとどこからともなく
銃弾が飛んできて……
















パンッ!!!!!!!!!!

















と破裂音がして頭部を撃ち抜かれた









かと思いきや実際は2人に向けて放たれた弾をみぞれが
自身の銃で2人に当たるのを阻止していた。






めめんともり
めめんともり
ふりふり
iemon
iemon
ぺこっ



2人はみぞれ達の方を振り返り手を振ったりお辞儀をしたりして感謝を伝える。







レイラー
レイラー
ナイスショットだよみぞれもん!!
柊鳴ヒナ
柊鳴ヒナ
すごーい!!流石だね!!
みぞれ
みぞれ
えへへ……ありがとうございます


褒めちぎられて嬉しいのか、みぞれは少し口元が緩んでいる。










ガンマス
ガンマス
あーーーー!!!!!!!!!!あれじゃないですか!?!?
Sレイマリ
Sレイマリ
ー        ーー           。



みぞれがスナイプしたのと同時刻……
空に響き渡る声に耳を痛めながらぐさおとメテヲは
保護対象の2人を探していた。
メテヲ
メテヲ
うるせ……結構高いよね?
 
ぐさお
ぐさお
ざっと2.30mは離れてる気がしますけど
 
メテヲ
メテヲ
だよね〜……あ、ぐさりんちょっと
 
ぐさお
ぐさお
はい??










Sレイマリ
Sレイマリ
よっと、はいガンマスさんお姫様抱っこしてた
 
ガンマス
ガンマス
ありがとうございますわ!!
 
Sレイマリ
Sレイマリ
いいえ〜

ガンマス
ガンマス
およ?何か見つけました??
 
メテヲ
メテヲ
うん、2人も見てみて
 
ガンマス
ガンマス
ん〜〜~???
 
ぐさお
ぐさお
ここですよ
 
Sレイマリ
Sレイマリ
あ、いた


2人はうずくまるようにしてテーブルの下に収まっていた

ガンマス
ガンマス
しかもソファーの後ろだからみられない!!
天才ですね!!!
 
メテヲ
メテヲ
うーん流石にバレると思うけど……笑
 
ぐさお
ぐさお
『めめさん、いました〜』
めめんともり
めめんともり
『ナイスです!後は私たちが連れてきますのでナビゲートだけお願いしますね』
ぐさお
ぐさお
『了解!』
ぐさお
ぐさお
さぁメテヲさん!最後の仕事ですよ!!
 
メテヲ
メテヲ
はーい
 
ぐさお
ぐさお
お2人は下の加勢をお願いしますね
 
ガンマス
ガンマス
はーい!!!!!!!!!!
Sレイマリ
Sレイマリ
みぞれさんたちも加勢してるからもういらないけどね多分
ガンマス
ガンマス
じやあ空から見守りますわ!!!
Sレイマリ
Sレイマリ
はーい((((ひょい
ガンマス
ガンマス
行ってきま〜〜~す!!!
























数分後……

コツ、コツ、コツ、コツと靴の音と無線から聞こえるザザザッというノイズの音だけが空間にこだましている。


そしてその音は正確に2人がいる場所へ向かっていた。
あと10m……5m…当然それもわかっているが2人は
動けない。

バレずに見過ごしてくれるのを待つしかないのだ。
もうダメ、と息を殺していると突然音が消え、再び
静寂へと戻っていく。

外から聞こえてきていた戦闘音も気付いた時には無くなっていた。代わりに何かが生えているようなぐにゅぐにゅとした音が聞こえてきたがそれもすぐに消えた。


どうなったのだろうか??
諦めて引き返したのか?それとももう戦闘が終了した?

どちらにしろさっきまで鳴っていた足音が2人の運命を決めるのは確かだ。

目を瞑りながら菓子の上に覆いかぶさり必死に菓子だけでも隠そうとする。
ふと明るい気がしてうっすらと目を開いて周りの様子を確認してしまった。







茶子は目の前の情報を飲み込むのに時間がかかっていた

なぜならツタがさっきまで隠れていた机やソファーを持ち上げていたからだ。

茶子は混乱した。ここはビルの中、しかも5階程の高さがある。とてもじゃ無いがツタが生える環境ではない。
いやその前に持ち上げているのも理解ができない。

茶子が混乱しながら何も言えずにいると、ツタを操っている青年の後ろにいた綺麗な黒髪の少女が口を開いた




めめんともり
めめんともり
どうも、茶子さん、菓子さん。
 
茶子
茶子
へっ…………な、なんで……((((



茶子はなぜ名前を知っているのか、と質問しようとしたが、危険かもしれないと理性で思いとどまる。


茶子
茶子
ッ…ち、近付かないでください!!

菓子
菓子
……ッ、


茶子がどこからともなく取り出した剣を2人に向け、
牽制する。菓子も茶子の腕の中で震えながら猫のようにうずくまっていた。

それを感じた茶子は唇を震わせながらゆっくり口を開いた。


茶子
茶子
貴方たちは……菓子に何がしたいんですか
茶子
茶子
なんで、なんで菓子ちゃんなんですか!!


震えながら必死に菓子を抱きしめ、そう主張する茶子の"眼"からは涙がツー、と流れ出す。
腕の震え具合を見ると菓子も泣いているのだろう。






………可哀想な、罪のない幼い子。


ゴーン、ゴーン、カチッ、カチッ……
めめんともり
めめんともり
……ふふっ笑

茶子
茶子
……なんですか、何がおかしいんですか

めめんともり
めめんともり
あぁ、ごめんなさい。
私たちは貴方達を助けに来たんですよ

茶子
茶子
…………は?


茶子はまるで信用出来ない、というようにめめとiemonを交互に"視る"。

めめんともり
めめんともり
疑うならみてもらってもいいですよ?
めめんともり
めめんともり
あなたのその"異能"、でね?笑


そう言いながらめめは不敵に微笑んだ。










































カチッ、カチッ、カチッ、カチッ……

無限に思える時計の音とそれと共に揺れる天秤。



茶子は無意識に異能を発動していた。
もちろん自分から発動ができない訳ではない。だがこの状況下では意識せずとも防衛本能が働いたと言ってもいいだろう。
茶子はずっと前から……いや、"涙を流した瞬間"から
2人を正義の天秤にかけていた。



判断を間違えれば自分だけでなく妹まで危険に晒すことになる。
だが女神は、天秤は…………2人の道を正確に照らす灯火となる。



















茶子
茶子
…………

めめんともり
めめんともり
……

茶子
茶子
…………

めめんともり
めめんともり
ニコッ

茶子
茶子
…………はぁ、ごめんね菓子。

菓子
菓子
ちゃあこ……?

茶子
茶子
おいで、安全だよ

菓子
菓子
……こくっ

めめんともり
めめんともり
お分かりいただけたようで何よりです

iemon
iemon
…めめさん、説明は後でも大丈夫ですね?

めめんともり
めめんともり
もちろん

iemon
iemon
失礼しますね



iemonは短く断りを入れるとヒョイっとめめを持ち上げ姫抱きをする。そのまま天井に空いていた隙間から外へ逃げ出したかと思えばツタを使って茶子と菓子を同時に外へ連れ出した。


茶子
茶子
ッうわっ!?!?!

iemon
iemon
しー、すこしじっとしていてください


iemonはめめを姫抱きしたまま、出た先にあった壁裏へ2人も連れて身を潜めた。


と思ったのも束の間、下から窓ガラスが割れる音と銃声が響き渡った。



菓子
菓子
こ、今度はなに……?

めめんともり
めめんともり
あぁ、増援ですか?大丈夫ですよ



めめは心底落ち着いているような顔でそれがまるで日常のように囁く。


茶子
茶子
だだだ、大丈夫って何を根拠に!?!?

メテヲ
メテヲ
ほんとにね〜

茶子
茶子
だだだ誰!?!?!?!?

メテヲ
メテヲ
どーも、メテヲでっす

iemon
iemon
おつかれ

メテヲ
メテヲ
お疲れさーん、ぼちぼち帰ろっか。
ぐさりんも待ってるしね
メテヲ
メテヲ
あ、そこのお2人さんもよろしくねー

茶子
茶子
よっ、よろしくお願いします!

菓子
菓子
お願いします……








xx年 〇月〇日





…………というやり取りの末、全員無事に帰還。
対象の2人は今のところ好意的な模様。
今後については引き続きこちらで様子を見た後任務なども行ってもらう予定。






p.s.

拝啓 迷ヰ犬(ストレイドッグス)の皆様方へ

また全員でそっちへ伺います。
大事な要件について、ですよね?なにかありましたら
なんなりと。

敬具 mmmr第1席 めめんともり













めめんともり
めめんともり
んんっ〜〜ふぅ……




書類を纏めて席を立つ。

━━━あの子達が来てから1週間が経った。
今のところは大丈夫そうだ。菓子ちゃんの警戒心も
解けてきている。

でも、そろそろ厳しく扱かないとなぁ……


そんなことを考えながら部屋までの道を歩いていると
前から来た人とぶつかってしまった。

めめんともり
めめんともり
あっごめんなさ(((

???
また夜更かしですか?
iemon
iemon
めめさん

めめんともり
めめんともり
iemonさん!



彼は任務終わりなのかまだ仕事着のままで髪も乱れている……し、ほっぺにも傷…が、?!

めめんともり
めめんともり
iemonさん、ほっぺ、怪我……ですか、?

iemon
iemon
ん?あぁ、ちょっと掠っただけですよ

めめんともり
めめんともり
あ、じゃ、じゃあ、手当するので!
来てください、!

iemon
iemon
……まぁ、お願いします




なんでそんなに無頓着なんですか、
私の時は不安そうにするくせに。みんなの時は叱ってしばらく気遣うくせに。







もっと大事にしてくださいよ……、!




























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紫音
紫音
すいません。ほんとに。
紫音
紫音
夏休み一回も出してないのヤバすぎる
紫音
紫音
申し訳ないです
紫音
紫音
てかポップアップ神すぎません???
紫音
紫音
ああいうジャケットみたいなアイドルみたいな衣装がちで好きすぎるので流石にラブです
紫音
紫音
9、10月は死ぬほどお金が溶けますね
紫音
紫音
まぁゆっくり更新するので!!
紫音
紫音
暖かい目で見守ってもらえればと!!
紫音
紫音
次回!おどみん参戦!!
紫音
紫音
デュエルスタンバイ!
翠
翠
〜予定は変更する場合があります〜
保険⤴︎

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