第9話

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2024/01/05 01:06 更新

佐野万次郎
「なかなか会いに来てくれねぇし」

「俺すっげー寂しかったのにあなたは俺に会いたくなかったんだァ?」

にこにこしながら喋ってるけど、明らかに目が笑ってなくて私は死を悟る

今日は三ツ谷くんしかいないはず、、なんでこの人がいるのかまずそこからわからないし

私は大ピンチだ


三ツ谷隆
「マイキー1回離れろ」

「そーいう所があなたちゃんを怖がらせてることに気づけ」

佐野万次郎
「んな事ねぇーし」
いや大ありだよ?!

松野千冬
「なんでマイキーくんがここにいるんすか」

佐野万次郎
「三ツ谷がさ、あなたに会ってくるって言うから俺も着いてきた」

私はそれを聞いて三ツ谷さんを見る

思いっきし戦犯じゃん!!!!

三ツ谷隆
「おいおい嘘つくなって。あなたに会いにいくじゃなくて、用事があるしか言ってないし」

「勝手に着いてきただけだろ」

佐野万次郎
「とにかくそんなのどーでもいいじゃん」

「俺はさ」

あなた
「っ!!!!」

いきなり右腕を握られ引っ張られる

か、顔近いッ...!!!!


佐野万次郎
「あなたに用があんの」

「もう逃げられねぇーよ?」

逃げられないってどうしよう、!!!


一人慌てていると今度は左腕を引っ張られ体がそっちに持ってかれる


あなた
「ッちょ、」

松野千冬
「いくらマイキーくんでもそれ以上あなたの嫌がることするなら俺」

「許さないっすよ」

佐野万次郎
「は?なにまた千冬邪魔すんの?」

「嫌がることしてねぇしただ話したいだけだよ俺」

松野千冬
「距離が近いんすよ」

「話したいなら5mは離れてください」

佐野万次郎
「あ゛?千冬てめぇ」

う、腕が!!!


三ツ谷隆
「はいはい2人ともそこまでな」

「あなたちゃんの腕ちぎれっけど?」

佐野万次郎
「あ、」

松野千冬
「…悪ぃ」
あなた
「ッ!!」

急にふたりが離した反動で私の体は前にいた三ツ谷さんにぶつかる

三ツ谷隆
「っと、大丈夫か?」

あなた
「あ、ごめんなさい!!」

急いで離れて服装を整える

三ツ谷隆
「千冬も1回落ち着けよ。怒りに身を任せてマイキーに接するのはよくねぇーよ」

松野
「…っす」

三ツ谷隆
「んでマイキー。あなたちゃんと話したいんだったら無闇に近づいたりして困らせないで話せよ」

佐野万次郎
「えー、付き合ってんのに?」

あなた
「付き合ってませんよ?!!!!」

付き合ってもないし、なんなら全然好きじゃないのに!!!!!!

三ツ谷隆
「そーいう発言もあなたちゃん困らせてるからな」

佐野万次郎
「まっとにかくあなた」

「俺らの仲間にならね?♡」

…は?


仲間?

なかま?

ナカマ?

nakama?

この人ってやっぱ精神ぶっ飛んでる?

今の流れがどー考えても仲間になるとかそんな話普通出てこないよね

三ツ谷隆
「…はぁ……マイキーお前まじで今自分がどれほど大きいものを言葉にしてんのか分かってんのかよ」

佐野万次郎
「俺、総長。分かってんに決まってんじゃん」

「あなたさ、俺の女になる気ねぇなら」


どんどん距離を縮めながら近づいてくるマイキーさんに私はオドオドしながら後退りをする
あなた
「っちょ……あ、の……」

佐野万次郎
「俺の仲間になれよあなた♡」


やっぱ!!!この人って!!!

頭ぶっ飛んでるんだ!!!!


あなた
「そそ、そんなの無理に決まってます!!不良グループの仲間になるなんて無理です……私地味だし喧嘩とかそんなの」

佐野万次郎
「地味?あなたそれマジで言ってんの?どこが地味なわけ?顔?性格?」

「全部かわいいじゃん♡」


ドキッ

ナチュラルにドキドキさせられて顔が一気に熱くなる


佐野万次郎
「自分のこと地味だとか弱いとか全部悲観的に捉えてるけどそれ俺の前で口にすんな」

「あなたは俺のだから♡」

「俺がぜーんぶ決めんの」


マイキーさんは強引でわがまま

でも悪い人じゃないのかもしれない


松野千冬
「…マイキーくん悪いっすけど、これ以上あなたの事揶揄うのやめてください」

「あなたはマイキーくんのおもちゃじゃないんで」

怖い顔をした千冬くんがマイキーさんにそう話しかける

佐野万次郎
「千冬」

「勘違いしてるみてぇだけど俺はからかってもねぇしあなたをおもちゃだとも思ってないよ」

「お前と違って、俺はこいつが好きなの」

あなた
「え、ちょあ!!」

急に引っ張られ自然とマイキーさんに抱きつく形になる
佐野万次郎
「千冬みたいに、何も出来ずにたた棒立ちしてるような雑魚に俺に偉そうな口聞くの許さねぇーよ」

「あなたは俺の。俺が全部決めるから千冬は黙ってなよ」


地獄みたいな空気が流れだし私は気まずくなる


松野千冬
「マイキーくんこそ恥ずかしくないんですか?一方的なわがままをあなたに押し付けて何も言い返せない事を利用して勝手に気持ちよくなってるだけじゃないですか」

佐野万次郎
「あ゛?千冬てめぇ」

松野千冬
「あなた、お前が決めろ」

「マイキーくんにこのまま言いなりになるか、今まで通りを貫くか」

「はっきりさせろよ」
いつもの雰囲気とは違った千冬くんがそこにいて私は固まる

はっきりしろって言ったってそんなのもう答え出てるし…


あなた
「わ、私は!!!マイキーさんのでもないし誰のでもないし東京卍會にも入るつもりないです!!!!」
そう大声で言い切るとマイキーさんは笑いながら私の傍を離れた

佐野万次郎
「やっぱあなたちゃん強いじゃん」

「でもごめんね?俺諦めねーから」

三ツ谷隆
「おいマイキー待てって」

「…あなたちゃん今日はホントマジで悪かった。めんどくさい事になって」

頭を下げて謝る三ツ谷さんに私は慌てて頭を上げるよう促す

あなた
「謝らないでください!!!私は本当に平気だしそれにマイキーさんだって悪い人じゃないと思うから」
三ツ谷隆
「まじあなたちゃんが優しくて助かった!!!また今度今回のことしっかり詫びさせて!!!じゃあ悪いけど俺はとりあえずマイキー追いかけっから」

「千冬しっかりあなたちゃんの事送ってけよ」

松野千冬
「…っうす」


2人がいなくなり私と千冬くんだけの空間が再び戻ってくる

でもいつもと違うのは千冬くんが何故か怒ってる事だった

あなた
「…あー、、千冬くん私別に送ってもらわなくても平気だから今日はここで」

松野千冬
「無理」

あなた
「え?」

松野千冬
「俺、言うつもりもなかったし黙っている気でいたけどさっきの見せられて大人しくできるほど馬鹿じゃねぇの」

あなた
「千冬くんなんの事?」

松野千冬
「まじでお前バカ。ムカつく」

あなた
「ちょなんで急にバカとか言われなき、っ!!!」


腕を引っ張られ体が前に倒れる


松野千冬
「悪ぃ。俺嫉妬深いから」
一瞬で私の視界は千冬くんの胸元で

私の大好きな落ち着く匂いが私を包み込む
あなた
「ッ!!ね、ねぇ千冬くん…?」


松野千冬
「あと少し」

あと少し、そう私の上から告げた千冬くんの声は小さくて自然と私も離れようとは思わなかった

あと少し、あとどれぐらいかも考えたくないほど私はこの時間が続けばいいのになんて思ってた

うるさいくらい心臓ははねてて冬なのに暑かった


あとがき。

死ぬほどおまたせしました!!!!!!
すみません!!!!!!!

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