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第1話

1。
2,527
2023/10/11 05:44 更新
神様が本当にいるなら一つだけ質問させください


なんで私がいじめられなきゃいけないんですか?



あなた
「…あんパン買ってきました……」


今時、パシリにされてあんパンを頼むとか本当にあるんだって感じだけど私は毎日お昼買いに行かされてる


不良A
「おいおい3分で戻ってこいって言ったはずなのにてめぇどんだけ時間かかってんだよ!!」
3分って言ったって…ここの購買のパンは人気で3分で買えるのは無理な話だ

並ぶのがめんどくさいからこうして私に頼んでるだろうに偉そうに言うな


あなた
「…ごめんなさい」

不良A
「俺らのパシリなんだからさいい加減学べよ、地味女」

ギャルA
「地味女といるだけで地味が移りそうで嫌なんだけどぉ〜」

不良A
「てめぇのせいで困ってんじゃねぇかよ!」
何その理不尽な話!!!!

あなた
「移るのが嫌なんだったら…私と関わらなければよくないですか?」

不良B
「パシリの分際でなに口答えしてんだよ!!!!!!!」

パンッ!!!

え……?

脳がぐわんと揺れる感覚に左頬がヒリヒリ痛み出す

私今…叩かれた?

あなた
「ッ…」


不良B
「オラァてめぇこっち見ろ!!」

あなた
「ンッ…ちょ!!!!!」
髪の毛を引っ張られ見たくもない不良の顔が目に入ってくる

目をそらせば今度は

パンッ!!

あなた
「ッ…!!!」

右頬が痛む

不良B
「何てめぇ目そらしてんだよ、おい」

あなた
「…」

不良B
「あ゛?何生意気な目つきしてんだよっ!!」
あなた
「…あ、…あんたみたいなだっさい男の顔なんかッ見たくもない」

私は叩かれた事、こんな目にあってる事にムカついて不良に向かって言ってはいけないことを言ってしまった

不良B
「…てめぇ……!!!!!!」

ドンッ!!!

あなた
「ッキャア!!!!!!」

壁に叩きつけられ、顔を殴られる

ギャルA
「えーちょっとかわいそうじゃなーい?」

不良B
「うるせぇ!!お前バケツに水入れてこい!」

ギャルA
「はいはい〜だるぅ〜」

はっきりせずぼやけてる目で地面を見れば血がぽたぽた垂れているのが分かる

脳がグラグラする

痛い、嫌だもう

不良A
「おいおいブサイクな顔がさらにブサイクになっちまったな?!!!!」

不良B
「こんな女の顔なんか必要ねぇんだから酷くなってもいいんだよ!!!!」

ギャルA
「重スギィ〜〜持ってきたよぉ〜」

不良B
「貸せ!!!」

不良A
「俺とギャルAは離れてるからな」

意識が飛びそうな中で、まだ不良達が喋ってるのが聞こえてる

もう私…ここで死ぬのかな…


不良B
「バカな女はよ目を覚まして自分の立場を分からないとだよなぁ???」

「バカなこと言ってごめんなさいって言えよ」


あなた
「………ダ…ッ…誰が……あんたに…ッ…謝るの…」

不良B
「てめぇ!!!!!!!!」

バシャンッ!!!!!

あなた
「ッャ…ッ」

気づいた時には頭から冷たい水がかかってきた

冷たい……一気に服が濡れ気持ち悪い感覚と共に体が冷えてく


モブ達
「ねぇ、あれやばくない?」

「誰か先生呼んでこいよー笑」

「ブラ透けてんじゃんやば」

不良B
「水に滴るきめぇ女!!!!!!!」

空になったバケツを最後私に投げつけて不良達は笑いながら消えた


周りにはこの状況を見てる人達がいるはずなのに誰も助けてはくれなかった

むしろバカにされこと心許ない言葉が飛び交う
あなた
「ッ!」

涙が出そうになるのを必死に耐える

こんなバカなことひとつで泣いたら私の負けだ

誰も助けてくれないんだから自分がどうにかして耐えるしかないの

体が震えて視界がぼやーっとしていく


あなた
「……っ、た、…立てない…」
モブ達
「おいおいこれ写真撮ってsnsにあげようぜ」

「早く助けてやれよ誰かー」

「無理だろ助けたら俺らまで目つけられるぞ!」

声がする方へ向けば、何人かスマホをこっちに向けていた

写真まで撮られるとか

ほんと、なんで私ばっか

悔しい

もう消えてしまいたい
立ち上がることすら困難な体を起き上がらそうと必死になってる時だった



「お前ら全員今すぐスマホの写真消してこっから離れろ」

誰かが、、私の前にいる……?


「なんで誰も助けようとしねぇんだ!!お前らイカレてんのか」

そう言うと誰かが私の肩に制服のジャケットをかけてくれた
あなた
「…あ、あの…」


「悪いけど触るからな」

あなた
「…え?あっ」


これって、お姫様抱っこ?!!!!

私なんかを助けてくれる人が現れたの?

「保健室行く間動くから傷に触ると思うけど少し耐えてくれ」


私は安心したのかそのまま意識を失った



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