おまけ程度なので暇があったらご覧ください!
皆さん、はじめまして! この壮大な物語『極東の聖戦』の案内人を務めさせていただきます、疾です。
これから皆さんと一緒に、この激動の物語の目撃者となることを、心から光栄に思います。
先日公開されたPrologue(#0)、ご覧いただけましたでしょうか? 1989年、冷戦の氷が砕け散る直前の、息を呑むような緊張感。オホーツクの海霧の中から現れる「ポーツマス条約の亡霊」。そして、統合幕僚長・めめんともりが発した「第二次日ソ戦争」という、あまりにも重い言葉…。
そう、この物語は、もし、あの時代に、ソビエト連邦が日本に牙を剥いたら――という、壮大な「if」の物語なのです。これから始まる第一話を前に、この物語の世界にもっと深く没入していただくため、今日はなんと、物語の中心人物たちに特別に来てもらいました!
(ざわ…ざわ…)
おおっと、さっそく空気が変わりましたね。では、まずこの方々からご紹介しましょう。日本の防衛の中枢、統合幕僚監部の皆さんです!
疾:「めめんともり統幕長、いえもん陸将、ウパパロン海将、そしてLatte空将。本日はお集まりいただき、ありがとうございます。まず、めめんともり統幕長にお伺いします。Prologueの最後、貴女が発した『第二次日ソ戦争』そして『聖戦』という言葉は、非常に重く、そして衝撃的でした。あの時の心境、そして、これからの物語で我々読者は、貴女のどんな姿を見ることになるのでしょうか?」
めめんともり: 「…来てくれてありがとう。あの言葉は、私が背負うことになった、この国の全ての重みそのものだと思ってほしい。私の決断一つで、多くの命が失われ、そして救われる。これからの物語で、君たちは、一人の人間としての私の苦悩と、国家の指導者としての私の非情さ、その両方を見ることになるだろう。守るべきもののために、私は、私の全てを賭ける。その覚悟の先に何が待っているのか、見届けてほしい」
疾: 「ありがとうございます…。その言葉、しかと受け止めました。隣におられる、いえもん陸将。貴方は、めめんともり統幕長の盟友と伺っています。常に冷静沈着な貴方が、この未曾有の国難にどう立ち向かうのか、非常に気になります」
いえもん: 「…騒がしいのは好きではないのだが。俺の役割は、常に変わらん。感情に流されず、事実とデータに基づき、最善の道を示す。それが、混乱するであろう現場と、そして、誰よりも重い責務を負う統幕長を支える、唯一の方法だと信じている。俺の言葉は少ないかもしれんが、その一言の裏にある意味を、読者の皆さんには読み取っていただければと思う」
疾: 「なるほど…『静かなる闘将』、ですか。そして、そのいえもん陸将とは対照的に見えるのが、Latte空将とウパパロン海将のお二人ですね! Prologueでは、RF-4E偵察機撃墜を巡って激しく衝突されていましたが…」
Latte: 「当たり前でしょ! 仲間がやられてるのに、データが足りないだなんて! 私は、守るべき空と、そこに命を懸ける部下たちのために、常に最善を、最速で尽くすだけよ! これから始まる空の戦いは、きっと息もつけないほど激しいものになるわ。でも、私と私の部下たちが、絶対に日本の空を落とさせない。その気概と、常識にとらわれない奇抜な戦術、楽しみにしててちょうだい!」
ウパパロン: 「…ラテ空将の情熱は、時に大きな力となる。それは認めよう。だが、戦いは情熱だけでは勝てん。護衛艦『なつぐも』を失った今、俺の頭の中は、復讐という名の冷徹な計算式で埋め尽くされている。データが揃った時、俺の『奇想』が始まる。それは、敵が、いや、味方すらも予想だにしない一手になるだろう。その瞬間を、見逃さないでほしい」
疾: 「うおお…! 司令部だけでも、この濃密な人間ドラマ! これはもう、ただの戦争物語ではありませんね。さて、視点を最前線、北海道に移してみましょう! 北の大地で、最初に敵と対峙することになるであろうお二人です!」
(ぐさおとぜんこぱすが、鋭い目つきでこちらを見ている)
疾: 「ひっ…! 第7師団長・ぐさお陸将補! そして、冬季特殊作戦群・ぜんこぱす陸曹! お二人の放つオーラは、まさに最前線のそれですね…。ぐさお師団長、貴女が率いる『士魂部隊』は、日本最強の戦車部隊と伺っています。これから始まる戦いへの意気込みを!」
ぐさお: 「意気込み? そんなもの決まっているでしょう!我が故郷、北海道を汚す赤熊どもは、一匹残らず叩き潰す! それだけ!我が士魂部隊が、ソ連軍の上陸を阻止する鋼鉄の防波堤となる。その凄まじい戦いぶりを、目に焼き付けてください! 『散兵線の花と散れ』…我が部隊の覚悟を、読者諸君にも見せてやりますよ!」
疾: 「まさに猛将…! そして、ぜんこぱす陸曹。貴方は、正規軍の戦いとは、また違うステージで戦うことになるとか。Prologueでは、お父様が目の前で…」
ぜんこぱす: 「…ぽれの戦いは、個人的な復讐から始まる。それだけは、言っておく。だが、その炎が、やがてこの国を守るための『聖戦』へと変わっていく様を、読者には見てほしい。ぽれはあらゆるものを武器に変えるゲリラ戦の達人だ。敵地と化した市街地で、たった一人 …いや、二人か?の反撃の狼煙が、どれほど大きな炎となるか。それを、ぽれの視点から体験することになるだろうね」
疾: 「二人…? おっと、これは気になる発言ですね! まるで、最高のバディもののような展開も待っているのでしょうか? そしてそのぜんこぱす陸曹の相棒になるかもしれない(?)謎の天才、メテヲさんにも来ていただいています!」
メテヲ: 「やあやあ! 僕の出番かい? いやー、これからすごいことになるよ! 僕はエンジニアだからね、戦闘は専門外だけど、この頭脳があれば、そこら辺のガラクタも、最新兵器に早変わりさ! ぜんこぱす君の『戦闘能力』と、僕の『技術力』が組み合わさったらどうなるか…想像するだけでワクワクしないかい? 僕の常識外れの発明品が、絶望的な戦況をどうひっくり返すのか、期待しててよ!」
疾: 「ありがとうございます! いやあ、もうお腹いっぱいです! 指導者たちの苦悩、最前線の兵士たちの怒りと覚悟、そしてゲリラ戦と天才技術者という異色のコンビ…! これらが、これから始まる物語で、複雑に絡み合い、壮大なタペストリーを織りなしていくのですね!」
さて、皆さん、いかがでしたでしょうか?
この物語は、ただの戦争の記録ではありません。守るべきもののために戦った、一人ひとりの魂の物語です。彼らの運命がどう交差し、そしてこの「第二次日ソ戦争」がどこへ向かうのか。
ぜひ、これから始まる第一話『鋼鉄の帷』から、最後まで、その目で見届けてください。
それでは、小説『極東の聖戦』、まもなく開戦の時です!












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。