第84話

ほーんぺんッ!!
201
2024/04/02 11:27


イレイザーヘッド
―ぅーぶんごうー
白黒
んん…
イレイザーヘッド
起きろ文豪


白黒
ぅぇ……?



あれ……
何してたんだっけ……僕
  


イレイザーヘッド
着いたぞ
白黒
あ、はぃ



あそっか
バスで寝て……………
白黒
……え待ってめっちゃ恥ずいんだが



だって寝てる姿隣で見られてたんだよ?!
相澤先生に!!






イレイザーヘッド
イレイザーヘッド
どうした文豪
白黒
あ、いえ何でもないです





まぁ……とりあえずバスから降りるか





全員
すっげーーー!USJかよ!??


マッジででっけぇぇぇぇ


やっぱ生で見るのは違うなぁ……



???
水難事故、土砂災害、火事……etc…あらゆる事故や災害を想定し、僕が作った演習場です。
???
その名も___ウソU災害S事故ルームJ!!

全員
((USJだった!!))


緑谷
スペースヒーロー“13号”だ!災害救助でめざましい活躍をしている紳士的なヒーロー!
麗日
わーー!私好きなの13号!




お茶子ちゃんに同意!!



やっばぁい13号先生、生はやっばぁい((




可愛いすぎるだろ殺す気か((











…いや元々この世界は僕を殺す気だったわ←


イレイザーヘッド
13号、オールマイトは?ここで待ち合わせているはずだが
13号
先輩、それが…

13号
通勤時に活動時間ギリギリまで活動してしまったみたいで……仮眠室で休んでいます



あ、13号先生が指を3本立てた



そっか……オールマイトの活動時間、三時間だっけか




イレイザーヘッド
不合理の極みだなオイ…仕方ない、始めるか



13号
えー、始める前にお小言を1つ2つ、3つ…4つ…


全員
(増える……)


わー凄い増えてくー(棒)


13号
皆さんご存知だと思いますが、僕の個性は“ブラックホール”。どんな物でも吸い込んでチリにしてしまいます


白黒
その個性で沢山の人を救ってきたのですよね!


13号
えぇ……しかし、簡単に人を殺せる個性です



あぁ……そっか


でも僕もドスくんの異能持ってるからなぁー








下手すれば大量殺人とか出来たり…?
《か、考えが怖いよシロちゃん…》

白黒
《冗談だよ〜》
白黒
《それに僕は推しがいるこの世界で不利になるような事はしないしね!》


何故なら不利になるような事すると推しに会えなくなる確率UP!!


あ、でも敵側の死柄木くんとかには余裕で今より遥かに会えるようになるか……






《え、ホントに殺人しないでね?!》
白黒
《しないしない〜》




……場合によってはだけどね


《ホントに怖いよ!?》

谷崎
《場合によってなんだ……》


白黒
《え?うん》←


谷崎
《重症だね………》
白黒
《今更?!》

《認めてるんだ自分で?!》

白黒
《あたぼうよ!》←
白黒
《何せこの小説の題名見てみ?!》
白黒
《オタクって入ってるじゃん?!》
白黒
《あらすじじゃないけど最初からもう認めてるじゃん?!》


谷崎
《言っちゃったよもう…》
《何時にも増してメタいね最近……》

白黒
《敦くんもメタいよ…》
白黒
《ま、この小説ギャグ小説だから!》
白黒
《平気平気!》←


《(不安だ……!)》
谷崎
《(不安だ……!)》









13号
____以上!ご清聴ありがとうございました!



麗日
ステキー!
飯田
ブラボー!ブラーボー!


しまった……!
生で聞くの聞き逃してしまった……!




……いや、今はそれどころじゃないな
白黒
《準備はいい?皆んな?》

太宰治
《もちろんさ、シロちゃん》



白黒
《よし》




白黒
スゥッ……
白黒
相澤先生ーー!!

イレイザーヘッド
?!

白黒
僕ちょっと行ってくるーーー!!
イレイザーヘッド
!!っ……ひとかたまりになって動くな!!
イレイザーヘッド
っ文豪!!


白黒
ごめんなさい!!
白黒
いやマジで許して今回も!!(早口




ホントにごめんなさい相澤先生!!

だが僕は推しを守る義務(?)がある!!




_異能力_

















【汚れつちまつた悲しみに】!!





僕は皆んなが霧でバラバラになる前にそこを離れた
イレイザーヘッド
っ…
イレイザーヘッド
(ちゃっかり“今回も”って言いやがって…)


イレイザーヘッド
(……無事でいてくれよ……文豪!)


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