あのシュラウド母……長いから奥様でいっか←
シュラウド父も旦那様で行くわ
約1ヶ月前の奥様の執事になったら?っというぶっ飛んだ提案により俺はイデア様達の執事となった。
なんで様付けかって?まぁ、一応主ですし
イデア様達とはそれなりに仲良くなった
なんかゲームやら色々喋りあってたら分かり合えた、やったぜ🤘( ˙꒳˙ )🤘←
怪我とかもあれからシュラウド家のお抱え医者さんに見てもらってほぼ治してもらったが、…
右目の視力と色々なところにある大きな傷跡
右腕の麻痺状態は治らずじまいだった
なんか俺右ばっか怪我してない?
声の方は声帯がやられていた
治った箇所もあるが治ってないところもあり、かなりのリハビリをしないと元のようには喋れないらしい
はァ…だから今かなり間が空くから聞きにくいんだよなぁ相手が
あと、鏡を見て試しに笑って見たらどんな顔になるのかやってみたら、
全然笑えてなかったの(真顔)
いや、俺の表情筋硬すぎだろ
そして俺的にはこれが1番ショックだった
胃が小さすぎて全然ご飯が食べられない
どうやら幼少期から全然食べてなかったせいで胃が小さく中に入らない
なので必然的に食べられる量も少なくなる
…………俺食べんの好きなのに(泣)特に甘い物
これじゃ食べれないかもな……え、死ぬんだけど←
今日はそんな色々とやばかった俺の執事としての一日のスケジュールを教えよう
(朝
俺の朝はまずイデア様を起こすところから始まる
ん?なんか喋るのが上手くなってないかって?
いやね、執事になってからイデア様がさっき言っていた俺のリハビリをずっと相手してくれたんだよ。優しくね???
イケメソで優しいとか俺のご主人様ハイスペックすぎぃっ
今はそれよりもイデア様…………
起 き て き て く れ な い
もう呼びかけてだいぶ経ったけど来る気配はない
まっ、いつもの事だけど←さてと、今日も起こしますか!
そして、俺は起こすため部屋に入る
そこには、ベッドの上で毛布にくるまりながら気持ちよさそうに眠っているご主人様の姿が見えた
は?めっちゃ可愛いんだけど、ちょっとたべてしまっ(((ゲフンゲフン
……これを起こすのはかなり罪悪感があるが仕方ない
これを言うとだいたいは起きてきてくれる
ゲームってなんて偉大なんだ!←←←
てか、モゾモゾと毛布から出てくるイデア様マジかわなんすけど、はァ?好き←←←←←
(昼
この時間はだいたいは雑用などをこなしている
屋敷内の掃除だったり、食料の買い出しだったり、使用人の人の手伝いをしたりと色々だ
利き手が使えないので何かと不自由だが魔法を駆使ししまくってカバーしている
よく奥様や旦那様、シュラウド兄弟、使用人の人達…………というより屋敷内の人全員に働きすぎだ、少し休めなど言われる
でもね……これぐらいしないとおそらく俺ここいたらやばいと思うんだ
なぜなら……
ここの屋敷の人達は顔面偏差値がカンストしている人しかいないからさッ!!!
シュラウド家はもちろん、使用人の方々もかなりの美形揃い。
ほんと使用人は美形しかしてはいけないっていう決まりがあるのかって言うぐらい←???
そんな中イケメンではあろうが少ししか顔の良くない+顔に傷痕がある俺がいてごらん?かなり場違いなんだよ!
だから、せめて働いてそこを補おうって訳
で、働きまくって使用人の人達に強制終了させられたらイデア様達のお部屋に直行し、オルト様ももちろん一緒にめっちゃゲームをする←
ほんと、イデア様達はゲームが上手くて……まあ俺も同じぐらい上手いけど←←←←←
(夜
夜食を食べ終え俺が食器洗い等を終わらせたら、ちょっとした勉強を旦那様に教えて貰い、終わったらイデア様達の部屋に行き一緒にゲームをする←また?
そして10時頃になるとイデア様たちを寝かし俺も使用人用の部屋で就寝……のはずだが
ま、負けた…………
誰かこの上目遣いとシュンッとした顔の対処法教えてくれ
俺を真ん中にして3人川の字で一緒のベッドで寝た
あと寒かったのか2人とも俺に抱きついてきている
うん…………
シュラウド兄弟可愛すぎて辛い(真顔)
そして、3人とも眠りについた
…………ドアからチラッとこちらを見て微笑ましく思ってる屋敷の人達がいるなんて俺達は知らない
その可愛く3人で寝る写真は一晩で屋敷中にでまわったらしい
続く
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(イメ画)
・幼少期執事の時の姿
・この容姿で顔の傷がある
・お借りしたのはしゅみまる出しメーカー様でございます〜
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。