第14話

14時限目
762
2019/10/12 05:22
海人side


俺、最近あなた先輩に会うために休み時間になると保健室に行くことにしたんだ。

海人
海人
あ、あなた先輩!

やっぱり保健室にいた笑
わたし
あ、海人くん!
海人
海人
あ!名前覚えてくれたんですか!?
わたし
そんなの当たり前じゃん笑
穂希
ねぇちょっと!あんた何しに来たのよ
海人
海人
何ってあなた先輩に会いに来ただけです〜
穂希
(`ーωー´)イラッ
わたし
あ、平野先輩…
紫耀
紫耀
ん?

やっぱりあなた先輩は平野先輩しか見てないか…
わたし
紫耀
紫耀
どうしたの?笑
わたし
怒らないんですか…
紫耀
紫耀
何が?笑
わたし
だって…海人くん…
紫耀
紫耀
あぁ…もういいの
紫耀
紫耀
来る度にいちいち怒るのも疲れたし笑
わたし
そうですか!笑
紫耀
紫耀
なに?笑
わたし
いえっ!笑

あれ?あの時平野先輩に怒られてて…仲直りしたのかな?
穂希
いい?後輩くん
海人
海人
あ、僕ですか?
穂希
見ての通り、あなたが入る隙間なんてないの!わかる?
海人
海人

僕の入る隙間…
わたし
穂希っ!
穂希
なによ
わたし
いくらなんでも言いすぎだよ

あなた先輩…いつも俺のこと守ってくれてる…?
海人
海人
大丈夫ですよ、先輩笑
わたし
ほんとに?
海人
海人
はい!笑
穂希
ねぇあなた〜なんでよ〜
わたし
平野先輩も穂希もよく聞いてください!
紫耀
紫耀
穂希
わたし
そりゃあ…後輩くんと仲良くするのが嫌でも、少しぐらい優しくしてあげてもいいんじゃないかな?

あなた先輩ぃ〜っ!!
紫耀
紫耀
そうだよな…あなたの言う通りかもな
わたし
平野先輩わかってくれるんですか!
紫耀
紫耀
あぁ笑
わたし
私、そーいう平野先輩が好k
わたし
ご、ごめんなさい…////

え、今なんて?

もしかして平野先輩に好きって言った?
紫耀
紫耀
いや、大丈夫だよ笑
紫耀
紫耀
俺もあなたが好きだし
海人
海人
え…
穂希
え、ほんとに?
紫耀
紫耀
何そんな驚いてんの?笑
わたし
わ、わ、私、平野先輩が…好きとかそんな…ヾ(・ω・`;)ノぁゎゎ
紫耀
紫耀
落ち着いて笑
穂希
あなた…チャンスだよ!
わたし
う、うん!
紫耀
紫耀
チャンスって?笑
わたし
あ、あのね、先輩!!

やめてよ…あなた先輩…
わたし
私ね、ずっと、ずーっと前から…

こんな瞬間見たくないよ…
紫耀
紫耀
あ、待って!
わたし
へっ?
紫耀
紫耀
俺から言わせて欲しい…
わたし
う、ん…///

だめだ…止めないと
紫耀
紫耀
俺、あなたが…

どうしたらいい?



あなたの友だちが空気読めって腕を掴んで保健室の外へ引っ張り出してくる

でも俺はその腕を振り払ってあなた先輩の方へ走った

穂希
あ、ちょっ!!

あなた先輩…僕の方を向いてください…

僕はこんなにあなた先輩が好きなんです…

海人
海人
あなた先輩っ!!
 





俺は振り向いたあなた先輩の唇にキスをした

プリ小説オーディオドラマ