第28話

26.雨宿り3(回想編)
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2025/10/17 11:00 更新
私の生まれた一族は鬼に贄を捧げる村の長の一族だった

この村の掟として長の一族の子供一人を残して”全員”捧げる代わり村を

守ってくださる、という残酷なものだ


それは、私も例外ではなく私も贄の対象であった
私には三人の姉と一人の兄、そして一人のかわいい弟がいた
もちろん、跡継ぎは鬼に忠誠心があって優秀な人材が選ばれる
姉は、薄っすらとしか記憶がない

私が生まれる前に捧げられた千代子姉さん、

私が二歳の頃、兄が五歳の頃に捧げられた和葉姉さん、

弟が生まれた年、私が六歳の頃に捧げられた文葉姉さん

どれも私の小さい頃になくなってしまったからもう顔も覚えていない
兄の藍斗とは3歳差だったのでどっちが跡継ぎになるのかを競っていたので

仲はあまり良くなかった
あなたの下の名前お姉ちゃん!
唯一、仲が良かった雷太らいたはとっても、とっても可愛かった
あなた
どうしたの?雷太?
見てみて!折り紙でね!!めーーっちゃ飛ぶ紙飛行機作ったんだよ!!
あなた
wwすごいじゃん!私も作ろうかなぁ〜
あなたの下の名前お姉ちゃんの作る紙飛行機には勝てないよ、、、
あなた
www大丈夫だよ、いつか私よりも飛ぶように折れるよ笑
(-.-)
こんな平和が続けばよかった、こんな家系に生まれてなければ
”次の贄は藍斗に決まった”
あなた
え、?
父がそう言い放った途端、私は喜びと同時に絶望を感じた
そう、弟と跡継ぎ争いをしなければならなくなってしまった
あなた
雷太、
どうしたの?お姉ちゃん!
あなた
藍斗お兄さんが鬼様に使いに行くんだって
、!!
そっか、!お兄ちゃんはすごいね!!
あなた
…え?
だって、鬼様はすっごいいい人で僕たちのご先祖様をを救ってくれたんでしょ!
だから、そこに使いに行けるお兄ちゃんはすごいんだ!!
あなた
、、、
あなた
、そう
心底驚いた
先祖を見逃してくれたとはいえ、こんな家に生まれてくるなら

生まれていないほうがいいとでもおもった
あなた
、そうだね、お兄さんはすごいね、
この子が次の長だな、そう思った
そう、つまり
あなた
次は私が捧げられるのかぁ
次に続きます♥

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