Oriensは4人組のヒーロー。
俺たちDyticaとユニットを組んで8人でMECHATU-Aをやっているはず。
今任務があるって言ってたから…こんな所にいるはずがないんだけど…?
そう言って俺たちは2人並んで歩き出す。
大きな館の中に入った時に、俺たちふたりは揃って「ただいま」と言った。
そう言って、気づく。
ここはもともと、前世の俺たちの家だったことに。
記憶は無いのに、どこかしっくりと馴染むこの家と、纏う雰囲気は、きっと俺たちの魂と共鳴しているのだと。
前世の俺たちがいた場所。
改めて心の中でそう呟くと、やはりずっと心に入ってくるように違和感を感じない。馴染んでいる。
そう言ってリトが手渡してきた本の中身をふたりで開いて読んでみる。
そんなことを言ったあと、カゲツはこんなことを言い出した。
それはリトの方を向いて。
それはウェンの方を向いて。
それはテツの方を向いて。
それはマナの方を向いた。
それは俺の方を向いて言った。
カゲツの言葉一つ一つが、魂に語りかけてくる。
言葉の重さが、ずっしりと方にのしかかってくる。
だけど、それは重苦しいものじゃない。
歓喜の声をあげるように、歓迎しているのだ。












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!