第4話

#1💘
693
2024/02/03 01:00
(なまえ)
あなた
……
(なまえ)
あなた
……うぅ……
(なまえ)
あなた
あれ……?此処は……
 目が覚めると、私は公園のベンチに座っていた。
 小さな子供達がキャッキャと遊具ではしゃいで居る。
(なまえ)
あなた
此処が……文ストの世界線……?
 何かヒントみたいな物は無いかとポケットを探ってみた処、何か紙切れの様な物が入って居た。




 『要望通り、文ストの世界に飛ばしておいたよ!
夢主の子は別に居るから安心して👍じゃー愉しんでね!

追伸
なんかさ、モブってのもあれだからチート能力付けといた☆
異能力名は“涙が零れないように空を見上げた”
内容は使えば判る!』




(なまえ)
あなた
……
(なまえ)
あなた
一番欲しい説明が無かった……
 まあ、取り合えずは無事に転生出来たって事か……
(なまえ)
あなた
(じゃあ、前世の自分とは姿が変わって居るのかな……)

 近くに在った公衆トイレに入り、鏡を見てみる。


(なまえ)
あなた
うわあ……!!
(なまえ)
あなた
何だ此れ……!
そこには、夢小説で良く見るぶりっ子が居た。
(なまえ)
あなた
私……ぶりっ子に転生しちゃったって事……!?
 確かに、夢主じゃ無くて善いとは云ったけれども。
(なまえ)
あなた
(神様……此れは絶対モブでは無いです……)
(なまえ)
あなた
あっ、そうだ異能力は……
(なまえ)
あなた
……
(なまえ)
あなた
そうだ……神様から殆ど説明無かったんだ……
 どうしよう……
 ……取り合えず、声に出してみるか?
(なまえ)
あなた
異能力『涙が零れないように空を見上げた』










(なまえ)
あなた
……何にも起きない
 神様の莫迦……!
(なまえ)
あなた
……此れからどうしよう……
 せめてお金が有ればな……





『ポンッ』








(なまえ)
あなた
……ん?



 可愛い効果音と共に、私の手に札束が現れた。



(なまえ)
あなた
???














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🔦×1

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