第35話

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2026/08/31 13:21 更新




翌朝。





集合時間より少し早く、七瀬は現場に到着していた。






(なまえ)
あなた
眠い…





昨日の帰宅が遅かったこともあり、少しだけ寝不足。









それでも七瀬はいつも通り、メンバーのスケジュールを確認していく







(なまえ)
あなた
午前中は雑誌撮影でそのあとは…
。
あなたの下の名前おはよ
(なまえ)
あなた
あ、おはよ
。
あれ?なんか元気なくない?
(なまえ)
あなた
そう?
(なまえ)
あなた
別に普通だけど
。
ほんとw?
(なまえ)
あなた
ほんとほんと






そう言って笑う七瀬。







けれど――






。
あなたの下の名前今日顔色悪いよ
(なまえ)
あなた
え?



七瀬は自分の頬を触る。





(なまえ)
あなた
そうかな?
。
うん、絶対いつもと違う
。
昨日寝るのとか遅かった?
(なまえ)
あなた
うん、まぁ少し
。
やっぱり
。
無理してない?
(なまえ)
あなた
してないって
。
絶対してる
(なまえ)
あなた
うるさいな~





そう言いながら資料を抱える。







その瞬間――






(なまえ)
あなた
わっ
(なまえ)
あなた
あぶなw
。
いや、笑い事じゃないからなw?
(なまえ)
あなた
ただのコードに躓いただけw
。
今はね
(なまえ)
あなた
え、なんか未来予想とかしないでね
。
さぁ~?
(なまえ)
あなた
ってことでみんな準備しといてね
。
はーい





その時







(なまえ)
あなた
…あれ


ギュッ





。
あなたの下の名前!?
(なまえ)
あなた
おぉ~危ない危ない
(なまえ)
あなた
あ、えっと…なんでもない
(なまえ)
あなた
ってことで行ってくるn
。
いや、アウトだから
(なまえ)
あなた
それは気のせい
。
気のせいじゃないから
(なまえ)
あなた





4人から一斉に見られ、七瀬は諦めたように息を吐いた。







(なまえ)
あなた
も~
(なまえ)
あなた
別に仕事はできるから
。
いや、フラフラしてる人が良く言えるな
(なまえ)
あなた
。
少しだけ、休も?
(なまえ)
あなた
でもみんなの準備が…
。
俺らでできることはやるから
。
ね?
(なまえ)
あなた
…わかった






七瀬は渋々、椅子に座った。





。
よし
(なまえ)
あなた
なんでふっかが自慢げなの?
。
あなたの下の名前が座ったから
(なまえ)
あなた
いや、子供じゃないから
。
俺らかしたら似たようなもん
(なまえ)
あなた
ひど







そんなやり取りをしていると――






。
おい、大丈夫か?
(なまえ)
あなた
大丈夫
(なまえ)
あなた
めちゃめちゃ元気あるのに仕事させてもらえない
(なまえ)
あなた
さいてー
。
ちょっと寝不足らしい
(なまえ)
あなた
え、フル無視
。
え、大丈夫?
(なまえ)
あなた
だーかーらー大丈夫だって!
。
本当に?
(なまえ)
あなた
本当だって
。
ならいいけど…





そう言いながら、佐久間は七瀬の前に飲み物を置いた。









。
これ
。
ちゃんと水飲んで休んで
(なまえ)
あなた
ありがと
。
うん








少し離れたところにいた渡辺も、その様子を見ていた。








。
七瀬
(なまえ)
あなた
ん?
。
ちゃんと休めよ
(なまえ)
あなた
分かりましたって~
。
絶対だからな
(なまえ)
あなた
はいはい
(なまえ)
あなた
まじでみんな今日どうしたの
。
いやどう考えても心配に決まってるだからだろ
(なまえ)
あなた
あ~そう
。
あ~そう、じゃないからw
。
ちゃんと頼ってよ
。
俺ら頼りになるだろ?
(なまえ)
あなた
まぁ…ふっかはどうだか
。
なんで俺だけ微妙なの
(なまえ)
あなた
冗談w
。
ひどw






控室に笑い声が響く。






その空気を見て、佐久間がふっと笑った。






。
…やっぱこの感じだよな
。
うん…
(なまえ)
あなた
何が?
。
なんでもない
(なまえ)
あなた
またそれじゃん
。
まぁいいじゃんw
(なまえ)
あなた
…早く教えてよ~






そう言いながらも、七瀬は笑っていた。










――少し前まで。








この笑い声さえ、どこか遠く感じていた。









でも今は違う。









完全ではない。










それでも――










ちゃんと、戻ってきている。










七瀬はそう感じていた。










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