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第1話

Prologue
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2023/11/28 08:27
これは誰にも語られる事の無い、遥か未来での物語。
神となった二つの魂も、存在自体が不明瞭なものとして人外になったあの最強達も。
年を取らない新たな博麗の巫女も、喫茶店を営む二人の夫婦の事も。
何もかもが、全て終わったセカイ。……の筈が。


「 なんか新しい世界出来てる~~^^ 」


「 どうする?世界は流石に越えられないよ私。
  巫女ちゃんでも呼ぶ? 」


「 君この前異変解決したばっかでしょうよ…。
  そもそも博麗の血筋じゃ無いんだから博麗の力使うのも大変なのに…。
  それに霊夢はもう良い年なんだから()二人そろって休みなさい 」


「 だがどうするんだ?
  出来たばっかの世界だと俺らの管轄じゃねぇから制御できねぇぞ。
  それにルビーさんはもう最強じゃねぇ、俺だってまだ神の力使いこなせてねぇんだけど 」


「 いや、うん、うーん……。
  ……晴、居るー!?!?!?!? 」


「 居るよ、何だクソ神五月蠅いな。
  というか相変わらず19のまんまなんだな視た眼 」


「 相っ変わらずなんか君の嫌悪感凄いね…。
  私が神様だから存在バグ嫌いなのかな……。
  ちょっとこの出来立てほやほやの世界行ってきてほしいんだけど、一人で 」


「 まぁ人外ですし。神様なら猶更私みたいな異分子は排除すべきだからなぁ。
  え、嫌いないのはちょっと… 」


「 あ、キラは居るよ 」


「 え、そなの?んじゃいいよ、嫌に聞いてみよ 」


「 ねぇ、浮気?楽しそうだね晴、俺抜きでさ? 」


「 髪引っ張んないで嫌…。
  そもそも私オマエのなんだから浮気のしようがないだろ()
  オマエがそう命令するなら、話は別だがな? 」


「 それもそっか。相変わらずだねぇ晴は…。
  それ言っても俺が怒るだけなのに、さっ! 」


「 ッ、ゲホッ、ケホッ……。いっだ…… 」


「 あーあーかわいそーだねぇ。
  でも俺は痛みで歪んだ顔もだいすきだよ~。
  ……ね、晴、晴は誰の? 」


「 だから、嫌の、だって…… 」


「 あはは、そうだよね!
  んじゃ良いよ、行ってらっしゃい 」


「 はぁぁ…。頭撫でるのは良いけどいちいち殴らんで…。
  新世界かぁ……世界渡航使えないの不便だな。
  というか行ってらっしゃいじゃないだろ 」


「 よしよ~し。あ、そうだね、行っておいで 」


「 はーい。つか咲と椿は? 」


「 ろーや 」


「 あんま拷問すんなよ部屋の掃除面倒なんだから 」


「 拷問じゃ無いもん愛してるだけだもん 」


「 はいはいイチャイチャはどうでも良いから。
  それではレッツら新世界の旅へ~。
  あ、私が干渉できるようになるまで記憶無いけどご了承くださ~い!!!! 」


「「 は??? 」」


「 あ、言っとくけどあくまで調査してほしいだけだから世界滅ぼしてこないでね 」


「 命令? 」


「 命令 」


「 分かった、記憶無い私が滅ぼさない確証はないけどね 」


「 あ~、それもそうだな。じゃ、ばいば~い!!!! 」




「 ……柚莉愛、ちょっとキs 」


「 せめて皆が帰ってからにしようか紫霊くん 」


「 あ、私スペル練習しなきゃ、帰るね 」


「 今のルビーに勝てるぐらいには強くなれよ~哀音~。
  じゃなきゃ博麗の巫女としてはまだまだ半人前だぜ~ 」


「 言われなくても分かってるよ紫キャベツ 」


「 ひっでぇいわれよう 」


「 ………あれ、???? 」


「 ん…?どうかし___ひっ……ぁ、ぅぁ…やだ……! 」


「 エッ、コイツもしかして…… 」






「「「 walker!?!?!?!?!? 」」」





はてさてどうなる世界渡航___?
これは、晴が新世界の調査でやらかしまくる物語。





[ 東方幻想録 ]





___……成程これが暴走化か…。
   まぁいいや面倒だしキラ殺されなければもう好きにしてくれ☆





~晴の裏切りRTA~ 【 合作:晴視点 】
ぼぅちとの合作
walker視点
ミナサンカンソウヲクダサイ……。

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