第24話

24.
4,552
2025/04/04 00:22 更新

指導者
もっと動けクソ餓鬼ッッ!!!!
指導者
結果残せ、!!!!
あなた
ッッ……


     正直言って、"大変・辛い・厳しい"

でまとめられるような訓練ではなかった




     発展国でありながら、自国を上回る強国の
     手のひらの上で転がる日本

     その状況を知りながら何もしていないか





          "否である"






     日本は次、いつか、100年後200年後

   もしくは明日来るかもしれぬ戦争に備えていた
























         " 最終兵器 "






























それは核兵器でも最先端の技術でもなく

  人間だと言うことに政府が気づくのは遅くなかった




     より"戦争に適した兵器人間の育成"


人権を守ることに必死な今、
             許されるわけもない計画だ



    




 しかし、国民にバレなければ咎められることもない




  
あなた
……ッヴェ、、



        血の混ざった吐瀉物




        何度も何度も吐いた



     銃で撃たれた痕が身体中に醜く残った

指導者
……どうした。
マジの拷問はこんなものではないぞ

ダンッッッ
あなた
……ぃあ"...!?、

        特に太ももは穴だらけ

        毒物も飲んで死にかけた













        毎日、毎日耐えて


      苦痛を共にした20人……特に

      
           カナト

           イズミ

           シオリ



 

    その3人とは仲が良く、成績が良かった




    この地下室にきて5年……15歳の時だ
あなた
……







     上層部に21人の成績を提出しようと
     部屋まで向かっていた




上層部
─────。──

カナト
──!?!?、──ッ、、!!



あなた
ん、?カナト、?





      酷く揉めている声が聞こえた


        耳を傾けてみると








カナト
……やはり、、!!
あなたの下の名前だけの指導が異常に厳しい
カナト
それに間違いはないのですね、!?



あなた
……は?


上層部
……カナト、話を聞け

カナト
落ち着けるわけがない……!!
それも、!!最近酷くなってる……!!
カナト
業務までも任せるようになり、あなたの下の名前は毎日寝る間も惜しんで……!!!



上層部
…………はぁ、

カナト
ッ、!!
カナト
なんですか、!!
ため息なんかついて、!!!

カナト
思えば初めからおかしかった…!!
地下室の新人であるあなたの下の名前には生まれた時からここにいる俺と同じ訓練を受けた…!!
カナト
他の奴らは徐々にレベルを上げたのに…!!
カナト
なんで…あなたの下の名前だけ…、!!

あなた








       初めて気づいた事実だった




上層部
お前は何も余計なことを考えるな
上層部
全てはこの国の為…

カナト
ッ、国の為ならなんでもして
いいのですか、!?





   これ以上カナトが上層部に刃向かい、
   罰が与えられることを恐れ私は扉を開けた




あなた
…カナト、失礼だよ




     私の登場に二人は驚いた表情を見せた
カナト
あなたの下の名前…、聞いてたのか



あなた
…これ、21人の資料です
上層部
あぁ、助かる
上層部
やはり、"君が適任だな"
あなた
…?



    この時はその言葉の意味がわからなかった
上層部
…この任務も頼む…
犯罪組織のトップを始末しろ
あなた
はい

カナト
ッ、また!!
あなたの下の名前ばっかり…!、
あなた
カナト…私は平気だから
カナト
ッ………






   それから半年間…狂ったように仕事をした

















上層部
この組織は裏で銃を所持し、魔改造までしている。人殺しも当たり前だ…上を始末しろ
あなた
…はい



上層部
俊敏力だとシオリに負けるんじゃないか?総合成績が一位だからって現状に満足するな。
あなた
はい、すみません




上層部
この資料を2時間後までにまとめろ
あなた
はい


上層部
…この組織だ
殺せ
あなた
…はい






      段々命令は簡素になっていった。
 プリントとターゲットの写真を渡されるだけになった

    




  人を殺すことに対する躊躇いはなくなっていった。

    











     いや、"怖い"と言う気持ちはあった


    任務をこなすにつれ出せなくなっただけで





   相手がどんなに凶悪で殺人鬼であっても、


    『じゃあ私も殺人鬼なのではないか』

そう思えば寝れぬ夜もあった。






上層部
"これは、命令だ"
上層部
"躊躇など、感情など…捨てろ"

あなた
はい






 






           











       そして、16歳の誕生日










上層部
あなたの下の名前、誕生日おめでとう
あなた
…ありがとうございます




上層部
これが、俺からの最後の命令だ
あなた
……え?


上層部
お前は兵器として正式に国家の下におく。ここから出るんだ
あなた
……え、、、?






         これで…終わる


     皆んなと21人で、出れる…ここを







上層部
この20人を殺せ





          パラ…




     私は今までで一番資料に食いついた




あなた
(絶対、成功させてここを───





      勢いよく一枚目の資料を捲る
あなた








       _____検査体1 カナト









上層部
お前以外の検査体を殺せ









_________従うわけもない命令
           しかし、逆らえはしなかった___

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