と思ったり、実際に友人に話したこともあります。
そしてひどい離人感に襲われることもあり、とにかく考えれば考えるほど自分が分からなくなりそうでした。
先程の
"見えていないモノを見えると言ってしまう"
件ですが、実際モノとして見えていなくても、ソコに何かがあると思ったら本当にあるような気がして、本当に見えたような気がして、見えた!見えたんだ!と言っていました。
そんなちょっと不気味な子どもでしたが、人を笑わせたり目立ったりすることが密かに好きで、仲の良い友人はチラホラと居ました。
そして、最初に体験談と話しましたが、自分自身ちょっと変わった子だったので、見えないモノを見えたと思い込んでいた可能性もあります。
ご理解の上、お読みください。
4歳くらいの時、私はひとり留守番をしていました。
別の部屋にきょうだいが居た可能性がありますがそれは覚えていません。
とにかく、大きなコタツがある部屋に一人、居ました。
コタツから手が出ている!
恐怖を感じていなかったのは覚えています。
ただ、どう感じていたのかは、覚えていません。
またいつものように自分でつくりだしたモノなのか、本当に見えたのかどうかも、分かりません。
そして同日か別の日。
ヒモ付きの、手を離すと空へと飛んでいく風船をまた留守番している時に持って遊んでおり、うっかり手を離してしまい、天井にフワッと、飛んでいきました。
まず、小さい子なら、あーっ!となって、天井を見上げますよね。
天井を見上げたら、風船が無くなっていたのです。
その後が大事なのに何故毎回覚えていないのか…。
その時ビックリはしていました。
家族に風船のことを話したのかどうか、覚えていません。
私の小説は、"覚えていない"というワードが多いかと思います。
このような幼少期からの出来事や思考に本気で悩み精神科で検査をしたところ、現在に至るまで色々と病気のことは言われたのですが、とくに気になったのが
"見たものを覚えることをかなり苦手としている"
でした(今は聞いたことも覚えられないのですが)。
なので曖昧な表現も多々あるかと思います。
くだらない話だったと思いますが、読んでくださった方、ありがとうございました。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。