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はぁ……
食堂に行きたくない
まぁ、行くしかないんだけど、
私は起きて暫く寝転んだままだった体を起こす
私は少し身だしなみを整え、部屋を出ていった
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食堂の前についてその大きなドアを開ける
そこには大体の人が食堂に集まっていた
少し騒がしい声が耳に響いた
でもその音に混じって後ろからなにか近づいてくるような音が聞こえてきた
でも気づいた時には少し遅く__
「あなたちゃーん!!」
『い"ったッ…、』
あいつが私の背中に勢い良く突進してきた
こいつ……、
『……痛いんだけど』
私は後ろから来たそいつを睨んで言う
「あぁ、ごめんごめん。
オレって人の背中見ると突進したくなるんだよね」
でもそんなの気にしないと言うようにいつものように笑って嘘をついた
「…お?王馬とあなたの名字じゃねーか。
こんな所でなにしてんだ?」
そいつの後ろから最原くんと百田くんが来ていた
『あぁ、ごめん
邪魔になるし私は座るよ』
そう言って私はそこから離れ、イスに座る
そして隣にはあいつが座ってくる
『……なんで来んの』
「オレってあなたの下の名前ちゃんがいないとダメだから……」
『……何言ってんの?』
隣に座ってきたと思ったら意味不明なことを言っている
「はは、二人はほんと仲良いんすね」
私の左隣に座っている天海くんがそう言う
『仲良くないよ、
こいつが勝手に付きまとってくるだけなんだから』
「そうすかね、
俺は少しそういうの羨ましいっすよ」
『…なら天海くんにこいつあげようか?』
「……遠慮しておくっす。」
「ウェアアアアアアアン!
二人とも酷いよぉぉぉぉぉ!」
私の耳に響く鬱陶しい嘘泣きにイラつく
「うるさい。
あんた黙ること出来ないの?」
そして前を通りかかった春川さんがそいつを睨みながら言った
『なんかごめん、春川さん』
「別に。
あんたが謝る必要ないよ」
春川さんはそっぽを向きながらそう言う
「……そういえば、あなたちゃんって
オレの名前呼んだことある?」
『……はぁ?』
急に喋ったかと思えば意味わかんないことを聞いてくる
なんでそんな分かりきってることを聞いてくるのか……
少し自分を思い出してみる
__こいつ
__あんた
__そいつ
私は知らないふりをして言う
『……そりゃあるよ』
「ふーん……」
多分私の嘘に気づいているそいつ
私はその声に違和感を持ち顔をそいつに向ける
そいつの表情はニヤニヤしていて何か企んでいるようにしか見えなかった
「……よし、オレ自分の名前忘れちゃったから教えて」
…いや何がよし、なのか全然分からないです
私は春川さんと天海くんに助けてと目で訴えるが二人に目を逸らされてしまう
……これは、言わなきゃいけない流れ、?
隣のヤツはずっとにこにこしながら私の言葉を待っている
何を私は黙っているのか……
名前を言うだけなのに
なんでこんな緊張しているのか、
私は無駄な覚悟を入れて口を開く
『……王馬くん、でしょ
それぐらいしってる、』
そう言って私は"王馬くん"を置いて自分の部屋に戻った
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「はは、随分嬉しそうっすね」
春川ちゃんがどっか行って天海ちゃんと二人になった時に彼は話しかけてきた
「……まぁーね。
嫌いなヤツで遊ぶのは楽しいしね」
「……嫌いってのは嘘っすね
"あの"王馬くんがあなたの名字さんを嫌いなわけないっすよね」
天海ちゃんは確信ついたように言ってくる
「あ、バレちゃった?
まぁね。嫌いじゃないよ
あれは嘘だからね」
そう言ってオレらの間に沈黙が流れた
でもその沈黙を破ったのはオレで
「………まぁ、"久しぶり"に呼ばれたらそりゃ嬉しいかもね
……まぁ、嘘だけどね!」
そう言って誤魔化した
そしてオレは天海ちゃんを置いて食堂を出ていった
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___嘘だけどね!
耳が多少赤く見えたのは俺の気のせいっすかね。
ごめんなさい更新めちゃめちゃ遅くなりました。🙇🏻♀️
しかも内容が人によってはつまらなかったかもです😫💦
ほんとにごめんなさい😭
♡も☆も最近増えていてコメントも最近くれる方がいるのでとても嬉しいです😳💗
これからも♡や☆、コメントなど増えてくれたらいいなと思います
これからも更新が遅い時があるかもしれませんがよろしくお願いします😊🙇♀️











編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!