ho side
ジウンさんも合流して副社長くんのオフィスに行くことになった。
会社のエントランスロビーに出たみたいだけど、社員の方や関係者の方がすごく多い、何百人いるんだ、?
カフェもショップもあるし、この会社すごすぎでしょ、
スタスタ歩いて言ってしまう副社長くんと違ってジウンさんは僕のペースに合わせて歩いてくれてるし、時々話しかけてくれる、
はあ、なんて良い方なんだろう。
ていうか、さっきからめちゃくちゃジロジロみられてる、、?
ho「あのジウンさん、僕さっきから視線を感じるんですが、」
jw「ハンビナがここに現れるなんて事滅多にないことだからね」
「それに僕は、社員ほぼ全員から知られてるけど君は知られてないでしょ?そしてその服。ハンビナのでしょ?それよくハンビナが着てる私服で有名なんだㅋㅋ」
だから僕は何者だっていう目でみられてるのか、
副社長くん。よく着る服なのに僕に貸してくれてるんだ、
ho「なるほど、」
2人で話していると大きなエレベーターの前についた。
副社長くんがカードキーをかざし、さらに指紋認証やら難しそうなことをやっている。
ここまでする必要あるのか?
jw「これ、ハンビナのオフィス行き専用のエレベーターなんだㅎ」
なるほど。だから厳重な警備なのか、
さすがにここまでの会社の副社長のオフィスとなればそれもそうかと納得する。
3人でエレベーターに乗り込む。
エレベーターは大きな窓があり外の景色を見ることができた。
副社長くんと出会った頃は土砂降りだった雨が嘘かのように月と夕焼けが綺麗に見える。
外の景色に夢中になっているとエレベーターがとまり3人で降りる。
長い廊下を渡り大きな扉を開けると部屋の壁ほとんどが窓で天井がとても高い解放感のある広い部屋があった。
この階全部が副社長くんのオフィスらしい、
外を見ると何階なのかと思うほど高い景色だった。
この部屋には立派なデスクと椅子が2つある。
副社長くんとジウンさんのだろう。
壁の大きな本棚には難しそうな本がたくさん仕舞われている。
この部屋の凄さに圧倒されていると、移動中なにも話さなかった副社長くんが久しぶりに口を開く。
hb「これで俺がちゃんとしたやつだって証明できたでしょ、」
「...メイド、なってくれんの?」
ho「うーん、えー、」
jw「はい、これ。」
「一応メイドのこと諸々書いてるやつ」
ho「ありがとうございます、」
えーと、
住居も用意されてるし、食費も生活費も負担してくれるの?
学生の場合卒業まで学習費用の支援あり?!
最高すぎる、
しかも流石が大企業様、、、
お給料がいい。
僕ももうそろそろ卒業で、就活のタイミングだったし今こんな好条件の仕事ができるならやるしかない。
ジウンさんもすごくいい人だし、
問題は副社長くん。
根は優しいだろうけど、、
まあ、慣れていくしかないか
ho「...やり、ます。」
next ♡×35
お話書くのまだまだ下手ですㅠㅠ
♡、☆、コメントすごく嬉しいです
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。