第6話

めっちゃ嬉しい。
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2020/11/21 04:00 更新
目を開けたら窓から
太陽の光が差し込んでいた。
もう朝か。
…王騎くんの事で悩んどたから寝れないかな。
と、思っていたのに、
めっちゃちゃんと寝てた。
学校への通学路を
考え事をしながら歩いていると、
目の前に急に壁ができた。
早矢仕 涼夜(ハヤシ リョウヤ)
早矢仕 涼夜(ハヤシ リョウヤ)
わっ
壁にしては柔らかいな…


いや!ちょっと待って!
よく考えたら壁が急に出てくるなんて
ありえないじゃん!

ってことは…
王騎 真白(オウキ マシロ)
王騎 真白(オウキ マシロ)
早矢仕、
うわぁぁ!やっぱり王騎くんじゃん!
早矢仕 涼夜(ハヤシ リョウヤ)
早矢仕 涼夜(ハヤシ リョウヤ)
な、何?どうしたの?
王騎 真白(オウキ マシロ)
王騎 真白(オウキ マシロ)
いや、そういえば、連絡先知らないから
連絡できねーわって思って
気づいたか…
王騎 真白(オウキ マシロ)
王騎 真白(オウキ マシロ)
だから連絡できる番号かなんかくれ。
えー、どうしよう。
家の電話はなんか恥ずかしいしなぁ…
でも、私スマホ持ってないんだよなぁ…
…家電でいっか!
連絡できないよりは良いし!
早矢仕 涼夜(ハヤシ リョウヤ)
早矢仕 涼夜(ハヤシ リョウヤ)
〇〇〇〇-‪✕‬‪✕‬-〇〇〇〇です
王騎 真白(オウキ マシロ)
王騎 真白(オウキ マシロ)
〇〇…は?待て、絶対忘れる。
もう1回言え
命令口調かよ!
…まぁ、いいや。




私はカバンを開けて付箋を取りだした。

そこにサッとペンで電話番号を書いた。
鉛筆で書いて、消えた、
なんて言われたら困るからね。
早矢仕 涼夜(ハヤシ リョウヤ)
早矢仕 涼夜(ハヤシ リョウヤ)
はい。
私はそれを王騎くんに渡した。
王騎 真白(オウキ マシロ)
王騎 真白(オウキ マシロ)
おぉ…お前頭いいな。
そう言われて頭をポンポンされた。




それ、イケメンだから許されるやつですよ。
王騎くんがイケメンじゃなかったら
手をひっぱたいてたかも…
早矢仕 涼夜(ハヤシ リョウヤ)
早矢仕 涼夜(ハヤシ リョウヤ)
あはは…じゃあね
王騎 真白(オウキ マシロ)
王騎 真白(オウキ マシロ)
じゃあな

















学校に着いた。

阿部 純(アベ シュン)
阿部 純(アベ シュン)
お、おはよう
早矢仕 涼夜(ハヤシ リョウヤ)
早矢仕 涼夜(ハヤシ リョウヤ)
えっ!おはよう
うわ〜!阿部くんから
『おはよう』
って言ってもらったの初めてなんだけど!

めっちゃ嬉しい…。
阿部 純(アベ シュン)
阿部 純(アベ シュン)
今日は…ギリギリなんだね、時間。
阿部 純(アベ シュン)
阿部 純(アベ シュン)
いつもは…もっと早いのに。
早矢仕 涼夜(ハヤシ リョウヤ)
早矢仕 涼夜(ハヤシ リョウヤ)
そうそう。王騎くんと喋ってたから。
阿部 純(アベ シュン)
阿部 純(アベ シュン)
えっ、あっ、そう、なんだ。へー
めっちゃ動揺してるじゃん。
…これは!脈アリと言うやつなのでは!?
(自意識過剰だな、私。)

別に阿部くんと
付き合いたいとか思わないけど。

…!阿部くんの肩に糸がついてる!


私のイタズラしたい欲がひらめいた。
…ちょっと、やってみよ。
早矢仕 涼夜(ハヤシ リョウヤ)
早矢仕 涼夜(ハヤシ リョウヤ)
!阿部くん、糸がついてるよ。
昨日の家庭科でついたのかな。




私はそれをぴっとつまんで、
阿部くんにみせた。
早矢仕 涼夜(ハヤシ リョウヤ)
早矢仕 涼夜(ハヤシ リョウヤ)
ほら。
そこで思いっきり笑ってみた。
阿部 純(アベ シュン)
阿部 純(アベ シュン)
あ、ありがとう。
そしたら、案の定阿部くんは
一瞬にして赤くなった。


…しまった!何してんだ私!

キャラが崩壊する!
早矢仕 涼夜(ハヤシ リョウヤ)
早矢仕 涼夜(ハヤシ リョウヤ)
あ、あはは…
これ以上阿部くんの近くに
いてはいけない。
脳が警報音を出している。




私はスっと立ち上がってトイレに向かった。

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