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第2話

-First Star-
19
2026/03/20 07:59 更新

曲パロ 二次創作注意 捏造注意 他グループ︎注意
参考元 First Star すたぽら
ライブ映像】5人で披露する最後の「First
Star」- すたぽらワンマンライブ inパシフィコ | Sirius / Orion


https://youtu.be/CPiuVSd3x3A?si=xEMriQu30gKEx6GR

https://youtu.be/VpFIZQTz_4M?si=E6twaJLBu2gJL5Q5


私事なんですけど昨日学校を卒業しました!!
卒業繋がりといったら不謹慎なのかもしれないけれど、動画をみて1番心に届いた一部分を書いてみました
れるさん主人公じゃなくて申し訳ないです、









会場を埋め尽くした5色のペンライトが、波のように揺れている。






今日という日が来てほしくなかった。

でも、今日という日を、私は一生忘れたくない。




ステージに立つ5人は、いつもと変わらない、いや、いつも以上の輝きを放っていた。





卒業。





その二文字が発表されるまで、

どれだけの夜を彼らが共に過ごし、どれだけの涙を流し、どれだけの言葉を交わしてきたのだろう。



リスナーである私たちが知る由もない、想像を絶する葛藤があったはずだ。





でも、今、目の前にいる彼らは、そんな影を1ミリも感じさせない。



まるで、最初から最後まで「最高に幸せな物語」だけを見せるために生まれてきた王子さまたちのように。








イントロが流れた瞬間、心臓が跳ねた。



彼らが一番最初に歌った、大切なオリジナル曲。



あの頃よりもずっと頼もしくなった背中。

重なる歌声の厚み。



サビの振り付けに合わせて、会場中のペンライトが迷いなく動く。



彼らと私たちの間に結ばれた「約束」が、目に見える絆となって空気を震わせる。





その時だった。


曲の中盤、静まり返った一瞬の静寂を縫って、

くにくんがマイクを通して、会場の隅々にまで届くような優しい声で、本来の歌詞を塗り替えた。


くに
……っ、ぼくはここだよ、おいでっ!




それは、あらかじめ決められた演出なんかじゃない。



彼の心から溢れ出した、混じりけのない「今」の想いだ。





眩しいくらいの笑顔。



瞳の奥には、どんな悲しみも苦しさも焼き尽くしてしまうような、強くて優しい光が宿っている。


伸ばされたその手は、まるで迷子になった私たちを、一人残らず掬い上げてくれる救世主のようで。





その一言で、張り詰めていた空気が一気に解けた。




卒業とか、最後とか、そんな切なさを全部飛び越えて、


「今、この瞬間、君と笑っている」という軌跡だけが、


ライブハウスを真っ白な光で満たしていく。


リスナー
大好きだよ、っ!



声にならない呟きが、涙と一緒にこぼれた。



彼らが今日まで、仲間と何度も話し合い、ぶつかり合い、そして笑い合って辿り着いた答え。




それが、この「最高の笑顔」なんだ。


彼は最後まで、泣き言ひとつ言わずに私たちの王子さまでいてくれた。





その背中を、このきらきらした景色を、私は一生、心の宝箱にしまい続ける。



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