第20話

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2024/05/22 13:13
大柄な男と来たのは予想通りのホテルだった
私今からここで好きでもない人とするのか...
でもいいや もうどうでもいい
大柄な男性
えらい大人しいなこん子
大柄な男性
慣れてるんちゃう?w
大柄な男性
マジかw
大柄な男性
なぁ 俺達以外ともヤっとんのか?w
あなた
...
大柄な男性
...だんまりはおもろないな
大柄な男性
行為中にもそんなんやったら困るしなぁ...
大柄な男性
自分声出されんのか?
あなた
...
大柄な男性
おい
あなた
...

次の瞬間 殴られる音が部屋に響いた
私の頬が少し痛いきっと赤くなっている
まだこの人達は殴ってくる
私が喋るまで殴るつもりなのだろうか
大柄な男性
...もうええわ






























大柄な男性
ヤって声出させたる
あなた
...
彼等は私の服に手をかけ乱暴に脱がせてくる
その時にポケットからポロっと紙が開いて落ちた
そこには_________________


















































「あなたを私のお嫁さんにしたい」




































そう書いてあった
あなた
...ぁ..ぁ.......
大柄な男性
なんや自分声出せたんか
大柄な男性
なんやこの紙
大柄な男がその紙を見て汚い字といい その紙を破こうとした
あなた
ダメッ...!
私はその男から紙を奪おうとしたが
もう1人の男に腕を掴まれる
大柄な男性
破いたれ
あなた
嫌だッやめて!
私のことを少しの間でも好いてくれた彼の気持ちを破かれたくない
両想いだった次期があったということを残しておきたい
お願いだからッ!





























そんな想いも虚しく
その紙はバラバラに破かれた
更にその男はバラバラになった紙を踏みつけた
あなた
あ....ぁぁ...........
大柄な男性
ほなヤろか
 

こんなヤツとやりたくない
初めてをあげたくない
想い出を壊したヤツなんかに...

あなた
嫌だぁッ!
必死に抵抗するが、女の力が男に叶うわけもなく
あっさりとベッドに押し倒された
...最後まで私は不幸だった
好きな人は他の女の子と付き合っちゃったし
諦めた後 好きな人のタイムカプセルの中身を見ちゃうし
これから無理矢理性行為をさせられるし









まだ...彼のこと諦められないし
































はぁ...




















































あなた
せめて...気持ちは伝えたかったなぁ.......































































































ドンっ










































































アビス・レイザー
アビス・レイザー
あなたさんッ!









































扉の方から好きな彼の声がする
声がする方を見てみれば
綺麗な青い髪に、白いローブを着た彼がいる



















大柄な男性
お楽しみ中なんよ出てってくんない?

彼は男の声なんて聞かず
ただただ真っ直ぐに私の方へ近づいてくる




アビス・レイザー
アビス・レイザー
あなたさん 行きましょう
大柄な男性
いやいや だからお取り込み中だっての

彼は自分の“左目“を見せた

大柄な男性
イっイヴル・アイ...
大柄な男性
行くぞッ!
男達は逃げるようにして部屋から出ていった































アビス・レイザー
アビス・レイザー
あなたさん...






































































































アビス・レイザー
アビス・レイザー
良かった...






















彼は優しい声で言い、優しく私を抱きしめてくれた























あなた
ど、どうしてッここに......
アビス・レイザー
アビス・レイザー
ラブさんが男二人とここへ入るのを見たというので...
あなた
来て..くれたの.....?
アビス・レイザー
アビス・レイザー
はい
あなた
うして...


アビス・レイザー
アビス・レイザー
私があなたを......









































































アビス・レイザー
アビス・レイザー
お嫁さんにしたいと思っているからです...
なんてタイムカプセルに書いた言葉を彼は少し照れくさそうに言う
あなた
でも..付き合ってるんじゃ.......
アビス・レイザー
アビス・レイザー
それは...........


アビス・レイザー
アビス・レイザー
彼女がストーカー被害にあってると言っていたので...
アビス・レイザー
アビス・レイザー
ストーカーが諦めるまで一緒にいてくれと...
 
アビス・レイザー
アビス・レイザー
でも本当は違いました
アビス・レイザー
アビス・レイザー
私に好意をもっていて近づいたようです
アビス・レイザー
アビス・レイザー
ストーカーなんていませんでした...

アビス・レイザー
アビス・レイザー
勘違いさせてしまって...
アビス・レイザー
アビス・レイザー
本当にすみません...





















アビス・レイザー
アビス・レイザー
それでも...












アビス・レイザー
アビス・レイザー
好きなんです...



































































































































「 私 と 付 き 合 っ て く だ さ い 」











































































あぁ...なんてずるい人なんだ
まだタイムカプセルのことを覚えていたのか...
私への想いは続いていたんだ...























答えはもちろん

























































あなた
はい、!

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