第95話

91
2,021
2024/01/15 14:27 更新
(なまえ)
あなた
続いて二曲目
(なまえ)
あなた
中島敦より「少年よ月下を疾走れ」
(なまえ)
あなた
龍彦は、純粋な敦をどう表現するのでしょうか



 〜〜🎶
中島敦
これが、僕のキャラソン・・・・・・
泉鏡花
楽しみ
(なまえ)
あなた
(中井◯哉ボイスの「少年よ月下を疾走れ」は耳癒されそう)



澁澤龍彦
🎤血を流した皮膚組織は
  少し経てばもう元通りだ
澁澤龍彦
🎤引き攣れてる傷跡が
  「そんなこともあった」と
        云うぐらいだろ?
 
澁澤龍彦
🎤そう諭して・・・・・・
  痛み誤魔化す度
🎤看過できない衝動だけが
  渦巻いた
 
澁澤龍彦
🎤疾走はしれ 疾走れ
  何処に向かうか
🎤知らない 見えない
  だけど行かなきゃ
澁澤龍彦
🎤虚ろに空いた胸の隙間から
  “生きたい”と声がする
🎤だから迷わず月下を疾走れ
澁澤龍彦
🎤淀んだ日々から、地を蹴って
 

太宰治
普通に上手いね
フョードル・ドストエフスキー
ですね
(なまえ)
あなた
(最高だな)



澁澤龍彦
🎤ありふれてる感情だと
      笑い飛ばしても
         嗚呼 消さずにいた
澁澤龍彦
🎤悲しい哉 僕はただ
  孤独という檻から抜け出せずに
 
澁澤龍彦
🎤期待して
  傷ついて目を閉じた
🎤この次は・・・・・・違う言葉
  また期待して
 
澁澤龍彦
🎤叫べ 叫べ
  歪な声で
🎤存在さえも否定されたって
澁澤龍彦
🎤希望持つのは
  止められなかった
🎤寄り添って呉れたのは仄白い光で
澁澤龍彦
🎤叫べ
  ・・・・・・そう、聞こえた



中島敦
・・・・・・ッッ
中島敦
すごい・・・・・・本当に僕の思いが全部詰まってるよ・・・・・・ッ
泉鏡花
泣かないで、敦
 鏡花はハンカチを敦に渡す。
中島敦
ありがとう、鏡花ちゃん・・・・・・ッ
(なまえ)
あなた
(付き合えばいいのに)



澁澤龍彦
🎤何時の日か
澁澤龍彦
🎤“こんな自分でも必要だと
  誰か云って呉れるなら”
 
澁澤龍彦
🎤足掻け 足掻け
  尽きぬ涙も
🎤生きる者の証と思え
澁澤龍彦
🎤恐れるよりも何もしない侭
  奪われる運命を止めろ
 
澁澤龍彦
🎤疾走れ 疾走れ
  何処に向かうか
🎤知らない 見えない
  だから行くのさ
澁澤龍彦
🎤虚ろに空いた胸を叩いては
  “少年”と呼びかける
🎤誰かに出逢うまで 疾走れ
 
澁澤龍彦
🎤・・・・・・迫る未来が、
  そう云うから。




















澁澤龍彦
さて、三曲目だ
澁澤龍彦
芥川龍之介より「揺らぐ暗澹の世界から」
澁澤龍彦
芥川君から太宰君への願いの歌と捉えるか、あなたからフョードル君への恋情の歌と捉えるかは、諸君の自由だ



 〜〜🎶
樋口一葉
芥川先輩のキャラソン・・・・・・✨
芥川龍之介
樋口はしゃぐな
樋口一葉
あッ、はい!
芥川銀
・・・・・・ふふ



(なまえ)
あなた
🎤飛び散った赤い色
  幾度、塗り重ねても
🎤この乾き満たされず
  何も変わらない侭
(なまえ)
あなた
🎤其れでも 其れでも
  彼の影を見つめた
 
(なまえ)
あなた
🎤水面から差し込む
  光の様に遠くて
🎤掴めることは無いとしても
 
(なまえ)
あなた
🎤弱くて弱くて未だ足りなくて
  藻掻けど届かない
🎤呼吸も侭ならず生きる理由が
  其処にある限り焦がれるだろう
(なまえ)
あなた
🎤揺らぐ暗澹の世界からずっと



広津柳浪
(芥川君らしいな)
立原道造
(なんか、言葉を発するのが躊躇われる感じだ・・・・・・)



(なまえ)
あなた
🎤這い寄る痛みも 些細な出来事
  身体が仮令たとえ砕かれても
🎤幸福纏った 愚かな獣に
  無邪気に踏み躙られても
 
(なまえ)
あなた
🎤求めて求めて止まないもの
  振り向く幻に
🎤逸りだす心臓を抱えながら
  忌まわしいほどに夢見てしまう
(なまえ)
あなた
🎤深い闇の底 瞳を閉じた



フョードル・ドストエフスキー
(幸福纏った愚かな獣・・・・・・それがあなたの妹という訳ですか)
フョードル・ドストエフスキー
(確かに、あなたと重ねてしまう歌ですね)



(なまえ)
あなた
🎤こころと云うものが在るのならば
  存在を見出され
🎤動きを始めたその時から
澁澤龍彦
🎤深き深淵で
(なまえ)
あなた
🎤願うことなど・・・・・・
      嗚呼・・・・・・!
 
(なまえ)
あなた
🎤弱くて弱くて未だ足りなくて
  藻掻けど届かない
🎤呼吸も侭ならぬ今日の向こうで
  彼の目に逢えたら・・・・・・綺麗だろう
(なまえ)
あなた
🎤揺らぐ暗澹の世界よりきっと





──To be continued





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