第5話

4話
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2024/06/07 12:27
僕の家は3人家族だった
母は温厚な人で
才能がない僕に
本をくれた
それとは逆に父は
僕のことが大嫌いだったみたい
母は遅くまで仕事があるから
母が居ないときは
父にずっと殴られたり蹴られたりした
それでも僕は母がくれた本を何度も何度も読み返して
僕もこの主人公みたいに強くなりたい
そう思って頑張ってきた


でも事態は急変した
僕は学校でいじめられるようになって
母はこの世を去ってしまった
それから僕は心も体もボロボロだった
それでも僕は耐え続けた
いつか楽になる日は来るそう願って

その願いが叶ったのか
父は事故にあって亡くなった
別にあんなのいない方がマシだった
それでも両親がいなくなって僕は1人になった
そのときに僕のいとこなつが
暇72
お前の親ができなかった分までの
世話してやる
って言ってきた
なつのことは信頼してたからすぐにOKした
そしたらなつはほとんど毎日来るようになった
しばらく来て慣れてきた頃には
僕の家に泊まるようになった
なつは僕のことを


すごく知っていたわけじゃなかったから
僕と話を聞きたがっていた
僕はなつには知っておいてほしかったから
全部話したよね(笑)
あなた
っとまあこんな感じかな
あなた
情報整理できた?
LAN
なんとなくね
あなた
ならよかった
LAN
よし!決めた!
あなた
なにを、、、、?
LAN
俺あなたの下の名前のこと一生かけても守る!
あなた
それは、どうも
LAN
え、なんか信頼なくない?
あなた
気のせいでしょ
LAN
え、絶対違う
あなた
僕も守ってもらうほど弱くないよ(笑)
LAN
じゃあ助けが欲しいときは絶対言ってよ?
あなた
わかったそれは約束する
暇72
ただいまー
あなた
あっなつおかえり
LAN
何しに行ってたの?
暇72
ほらよっ
あなた
もの投げないでよ!って、、、、え?
暇72
あなたの下の名前が欲しがってた本
あなた
えっ、買ってきてくれたの!?
暇72
今回だけは金請求しねぇから感謝しろ
あなた
え〜!まじで感謝!
あなた
読み終わったららんくんに貸すね!
LAN
いいの?
あなた
もちろん!
暇72
その感じだと話したみたいだな
あなた
あ〜今後関わるなら
話しておいた方がいいかなって
暇72
まっそれが最善だな
あなた
てか、らんくんいつ帰るの?
LAN
あれ?もうそんな時間?
あなた
18時です
LAN
ほんとだ、
暇72
俺送ってくわ
LAN
いいよ〜あなたの下の名前じゃないんだし
あなた
すごいディスられた
LAN
じゃあまた来るね〜
あなた
またね
暇72
んで?あなたの下の名前とは上手くいきそうか?
LAN
ん〜わかんない
LAN
地味に感情が読みずらいねあなたの下の名前
暇72
あ〜それはあるかもな
暇72
あいつあんまり感情外に出さないからな
LAN
心読めたらいいのに
暇72
多分なんも考えてなさそうだけどな
LAN
あ〜たしかに
あなた
くしゅんっ
あなた
、、、、あの2人か?
暇72
ただいまー
あなた
おかー
暇72
珍しくリビングにいるな
あなた
なんか気分
暇72
らんがなお前の表情が読めねえって
あなた
あえ?そんなに?
暇72
表情硬いんじゃね?
暇72
別に直さなくてもいいと思うけどな
あなた
ん〜じゃあいっか
あなた
らんくんにはわかるように
なって欲しいな
暇72
、、、、
こいつ無自覚か?
4話 END

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