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第87話

65ページ目。 紫細マーカー。
夏休みが始まって2週間後。

志麻先輩とは最寄りの駅で

待ち合わせだ。


せっかくの花火大会、

しかも男の先輩と行く花火大会。

服装にはだいぶ頭を悩ませた。


お母さんに強く浴衣を勧められ、

自分に似合わない気がして

抵抗があったものの

「今着ないともったいない」と

言われては着るしかない。


普段はほとんどメイクをしない私も、

雑誌を見ながら軽くメイクをしてみた。


なんか私、浮かれすぎてないかな…。

下手に地味な格好で行くよりいいか。


慣れない支度に手間取って

待ち合わせ時間ピッタリに

駅前に着いた。


私はすぐにツヤツヤな紫髪の

志麻先輩を見つけた。
(なまえ)
あなた
志麻先輩、お待たせしました。
志麻
志麻
お、あなた。………。
時間ピッタリだから大丈夫やで。
志麻先輩は私を見ると

一瞬固まった。


浴衣とメイク、変かな…?
志麻
志麻
今日、いつもより
オシャレしてるやん。
かわいい。
志麻先輩はサラッと褒めてくれる。

嬉しいけど恥ずかしい。

でも頑張った甲斐があったと

嬉しさが勝ってるけど。
(なまえ)
あなた
志麻先輩も……似合ってます、よ?
志麻
志麻
お、ありがとな。
志麻先輩と言うと

薄い黄色のストライプが入った

黒い甚平を着ていた。

またピアスに加えて

ネックレスも身につけていた。
志麻
志麻
じゃ、行こか。
(なまえ)
あなた
はい。
1駅先なので数分電車に乗った。

降りたらかなりの人だかり。

屋台の周りを中心に、

浴衣やラフな服装の人達で

賑わっていた。
志麻
志麻
おー、やってんなぁ。
(なまえ)
あなた
人が多いですね…。
志麻
志麻
離れんといてな?
(なまえ)
あなた
はい!
私は志麻先輩にできるだけ

くっついて歩いた。

やっぱり志麻先輩、

いい匂いがする……。
志麻
志麻
花火までまだ結構時間あるし、
少し屋台見ながら回ろか。
(なまえ)
あなた
はい。
それから食べ歩きながら

時間を潰した。