※俳優パロ
※やまゆたまだ付き合ってないよ
やまとside
そこら辺に置いてあった雑誌を読んでいると、風呂場から響いた話し声が聞こえる。
それは普段のゆうたの話し方とは違う声色。
いつもどおり、浴槽に浸かりながら台詞読みをしているのだろう。
ゆうたとは、子供のときからよく遊んでいた。
俺と出会った頃から「大人になったら一緒の映画やドラマにでて、一緒に演技をしよう。」と言い続けていて、二人で芸能界で活躍するために努力してきた。
頑張るゆうたをずっと近くで見てきたし、ゆうたに見守ってもらえたおかげで、お互い近頃取り上げられることも増えている。
今日もそんなゆうたの家にお邪魔させてもらっている。
その言葉に、思わず雑誌から目を離す。
ああ。台本の台詞か。
スウェット姿にバスタオルを肩にかけて、隣に腰掛けるゆうた。
毛先から雫がぽたぽた垂れて肩に落ちる。
「先に髪乾かしたら?」とバスタオルでくしゃくしゃゆうたの頭を拭く。
台本を膝の上に置かれて、トントンと叩かれる。
恐れていたことが、起こった。
台本にもしっかり書かれてある。
ゆうたside
結局、演技の相談は、やまとが一番しやすいからこうやってついつい頼ってしまう。
昔っから同じ場所で育ってきた俺らだからできることなのかな、と思うとどこか嬉しい。
そして、どこかくすぐったいこの気持ちは何なのか。
手で狐をつくってくっつける。
一瞬、なんでやまとと?と頭がハテナになったが、よくよく考えれば、一発本番で失敗するよりはいいかもしれない。
それに、やまとなら唇切らしちゃってもまあ大丈夫なわけだし。怖くない、かも。
今のなに、!?
やまとの顔、見れない。
ちゃんと演技みてなきゃいけないのに。
そんなセリフ、ないのに。
静かだけど、二人の間に流れる空気が熱い。
やまとの顔が近づく。
表情も見てないと。
俺の唇に目を落としてから、視線を合わせる。
引き込まれる。なんだ、この感情。ヘンだ。
優しい。あったかい。
唇が離れて、目を開こうとしたら
次がきた。
肩を軽く押されて、ソファに倒れる。
セリフ...続き、言わないと。
こいつ、アドリブ入れすぎ
今、俺勝手にセリフでてきて_
するするとやまとの手が入ってくる。
初めて見る、やまとの表情。
今は演じてないの?これは素顔なの?
いつも俺を見守る目にそっくりだから、きっと素なんだ。
わかってる。やまとが一番俺の事よく知ってる。
やばい。俺、今すげぇやまととキスしたい。
その先だってやまととなら。
俺の手をとって、キスをしてくれる。
あ、このくすぐったい感じ。
恋だ。
互いに身体を引き付けて、唇を重ね合わせる。
服の上からやまとと俺の硬くなったモノが勢いよく擦れ合う。
やまとの指先ひとつひとつの動きに身体が敏感に反応する。
焦れったい...
すると、やまとは俺をうつ伏せにソファに押し倒して、ズボンを降ろして、腰を持ちあげた。
ももの内側にキスされて、背中が反る。
背中をなぞられて、腰が浮く。
ツプッ__
ひぁ、
ぴちゃぴちゃといやらしい音と、今まで感じたことのないところの快感。
やまとの指が俺の身体の中を行ったり来たりする。
たまに指を曲げられると、たまらなくなるところがある。
ぷちゅっ
入口に硬くておっきいのが当たって、一瞬びくっとなる。
こんなの、やまとの指二本でぎちぎちになっちゃう俺に入るの?
足の間にやまとのち〇こが入ってきて、俺のち〇こと擦れる。
パンッパンッパンッパンッ
パチュッパチュッパチュッ
なに、この音...ほんとにセックスしてるみたいじゃん。
さっきから俺、恥ずかしい声ばっか出してる、
やまとがキスしながら話すから、息が当たってくすぐったい。
ずりゅっずりゅっずりゅっずりゅっ
あつい...
汗と精液でびしょびしょだ。
もういっかい風呂入らないと。
そんなことを考えていると、やまとが俺を抱き寄せて腕の中に入る。
やまとの腕の中、顔が見えないことをいいことにそう言うと、
と再び押し倒しされた。
数ヶ月後、俺らに同じ映画の仕事が入り、無事台本練習に追われたのはまた今度の機会に。














編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。