第283話

二百七十一 自己満
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2025/09/30 08:00 更新


いふ 視点



If
If
な、なんでそんな…

今日だけは頑なに自分を貫くのだ、と少し感心する一方で。


やはり、驚きは隠せなかった。




飄々とする自分が気に入らなかったのか、今にも泣きそうになってこっちを見る…、否、睨んでくる。

ほとけに似たのか。

はたまた、幼い頃の自分はこうだったのか。
 

良く、分からない。

If
If
ぁ、あの、?
欠片
欠片
…いふはずっと前からそうだよね。
If
If
え?

欠片
欠片
いっつも人を変えておきながら、大きなことを成しながら。

欠片
欠片
自分が満足したらすぐ忘れてさ? 笑

しゃくりあげるような笑い声。
追い詰めてくるような、責めてくるような話し方。

恨み。妬み。




そんな言葉が似合うなにかを感じる。
If
If
ど、どうしたん、?

欠片
欠片
嗚呼、知ってたのに。
欠片
欠片
いふがどれ程に無責任な人なのかはずっと、ずっと、知ってたのに。

欠片
欠片
人間って難しいものがあるんだね、 笑

欠片
欠片
分かってるのに引くに引けないや 笑

If
If
ほ、ほんまにどうしたん、?ちびまろ、?
欠片
欠片
何したか分かってないし考える気も無いような奴に話すことはない。

欠片
欠片
もういふとは、一緒に居られない。

静かな怒りとともに放たれたそのひと言。

心臓がどくん、と大きく動く。

時が止まったようだった。



なにか話さなきゃいけない。
でも、下手なことを話せば終わる。





それも、安易に分かった。
If
If
ご、 ッ 、ごめ、
欠片
欠片
いいよ、もう。
そういうの。

欠片
欠片
着飾るだけの仲間意識なんて要らないでしょ。

吐き捨てるようにそう言ってどこかへと消えてしまう。
If
If
ぁ、

ほとけ
ほとけ
僕欠片くん探してくるっ!!

If
If
ぅ、ぅん、…

それに対して頷くことしかできない。

何、着飾るだけの仲間意識って。



仲間なんて、とか言ってたあいつから放たれたものとは思えない。








ないこ
ないこ
まろ、?大丈夫?

If
If
ゃ、え?
If
If
あー、うん。

ないこにも曖昧な返事だけをする。

おれは、どんな大切なことを忘れたんだろう。

ほとけの言ってたこともちびまろが言ったこともどこかひっかかるのに違いは無い。



ただ、引っかかるのに思い出せない自分が悔しい。
If
If
…あの、ほんまにごめん。

If
If
俺、ほとけもちびまろ…、欠片も言ってること、なんもわからんくて、

初兎
初兎
まぁ…無理もないわ。
悠佑
悠佑
そうやな…。
すんごい必死そうやったしな 笑

初兎
初兎
あんときのまろちゃんはまろちゃんじゃなかったし 笑
初兎
初兎
なんかあったんやろねぇ 笑

ちびまろとは対照的に穏やかに笑う2人。

同じことを知っているとは思えない。
 
If
If
ごめん、教えてくれん?

初兎
初兎
簡単な話や。

初兎
初兎
いっつもあんなに優しいまろちゃんが急に怖いこと言い出したんよね 笑
初兎
初兎
邪魔だ、とか 笑
悠佑
悠佑
欠片が言いたいことはあんま当本人のこと知らんからあれやけどな… 笑


邪魔、?


言った記憶は無い。

If
If
嗚呼、





成程。
 







ちょっと、分かったかも。

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