某日、自分達スネイクピットは
巨大な工場を前に立っていました。
「着いたぞ、ここが依頼人の言っていた場所だ。」
「うわぁ、結構広いね!」
今回の依頼は
『ネスト序列◯位のチームが工場に未成年者を連れ込み、同意の無い上でいかがわしい行為をしている』というもの。
依頼人の娘さんも被害にあったそうです。
…自分としては納得いきません。
何故なら、誇り高きネストの方々はそんな低層なことしないからです。
「絶対何かの間違いですよ!ネストの方々はそんな事しません!」
「まあまあ、結人落ち着いて」
「落ち着けるわけありません!推しを侮辱されたんですよ!?」
「もしかしたら、犯人が勝手にネストを名乗ってるだけかもしれないじゃん。」
「それは__あり得ますね。そんな事をしてる不届者が居たら地獄より苦しい思いを味合わせなければ…!」
「でしょ?だからこんな所で拗ねてないで早く潜入しよう」
「拗ねてなんていません!」
怒ってるんです。早くその不届者に天罰を与えなければ!
工場内
「道が3つに別れているぞ」
「ちょうど僕ら3人いるし、それぞれ別れて行こうよ!」
「だ、駄目ですよ!1人じゃ怖いですし、、、」
「大丈夫だって!ね、恵吾?」
「ああ。こうしている間に犯人が逃げるかもだぞ」
「そんな!まだ拷問が済んでないのに!?」
「…結人、拷問するつもりだったんだ」
「当たり前です!さぁ、速く行きますよ!」
そう言って自分は真ん中の道へ駆けていきました。
…自分が先に進んだのが、仇になるのも知らず。












編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。