第7話

3枚目
524
2024/04/23 20:00 更新
raru
…さて、仕事しないと…ん?


持ち場につき、手元を見た時だった
冷たい。


これは…?
raru
…水?
何でこんな所に…ここは俺以外人はあまり来ないはずだが
raru
まぁいいか…
この時は気にも止めていなかったが
午後の仕事に戻ろうと机に来たとき、
raru
…は?



仕事の大事な書類が水浸しになっていた。
さっき字を書いたばっかのせいで文字は滲んでいた。
明らかにおかしい
raru
(随分陰湿なことするな…)
犯人は誰だか分からんが…まぁいい
直接手を加えてこないのならば無視でいいだろう。



そうすればあっちは折れてくれるはずだ、多分





書類を乾かしながらそう思い込んでいた
ごみかす子
くすくすくす…
くそごみ男
…反応つまんねぇなぁ
ごみかす子
もう物とか隠す?
くそごみ男
いや…思いっきりやろうぜもう
raru
さて…やっと終わったか…
無事に仕事が終わり、周りのやつらは次々帰っていく。
raru
俺も帰ろ…
ごみかす子
あ、あのぉっ!すみませぇんっ!
raru
はい?
ごみかす子
ちょっとぉ〜、時間あったらついてきてほしくってぇ〜…チラ
raru
(…何だこいつ)
あからさまに上目遣い、ぶりっ子口調。



馬鹿にしてるのか?




でも断ったら断ったで面倒くさそうだ…
raru
…まぁいいですが
ごみかす子
あ、ありがとうございまぁすっ!
ついてこいと言われ付いていくと、ひと目のないところにつれてかれた。
くそごみ男
お、来たか
raru
……んで、何用ですか
ごみかす子
え?
ごみかす子
偉そうな口聞くなきめぇんだよ


バチンッ
raru
ッ!?

唐突だった



頬にビンタをかまされた。
くそごみ男
前から腹立ってたんだよ…
くそごみ男
サンドバッグになれや
raru
は?
何を言ってるんだ



意味がわからなかった




頭が追いつかなかった
くそごみ男
あ、同じ部屋のアイツには話すなよ
くそごみ男
話したらもっと殴るからな
ごみかす子
ちょっとー、見える所に跡付けないでよ?
ごみかす子
バレるじゃない
くそごみ男
大丈夫大丈夫、ちゃんと見えないところにしてる


その後もしばらく殴られ、蹴られた
そして満足したのか、数十分するとやめた
俺はすかさず聞いた
raru
…なんでこんな事する?
raru
こんなことしてお前らに得はないだろ
そう問うと、男の方が言った
くそごみ男
は?お前も同じことしてたのに?
ごみかす子
今更助けてなんて馬鹿じゃない?w
くそごみ男
明日もここに来いよ


二人はそう言って去ってった


俺もした事
洗脳されてた頃ずっとKAITOと鴎にやってきた事だ


洗脳されてたとは言え…謝罪も何もしてなくないか?





raru
俺の心が暗く深い闇に落ちていく感覚を感じた
ガチャ
Daria
おかえりぃ〜
Daria
なんか遅くね?
raru
…少し仕事が長引いて
raru
風呂入ってくる
Daria
ほーい
風呂の湯船に口ギリギリまで浸かる
raru


(流石に風呂だから服は来てないよ)



俺がやってたことは最低なことだ



アイツダリアに洗脳されていたとはいえ


もっと抗う事はできたのではないか?

自我が残っている時間、何かできなかったのか?

アイツはまだ心の奥で根に持っているんじゃないか?
そんな考えがぐるぐると頭の中を回る




明日もまた同じことをされるのだろうか?
raru
……はぁ





明日、来てほしくない
Daria
…ふーん
あからさまに目を逸らしていた。
そして目をそらし向いていた方向は右上。


右上を意味もなく見る人は嘘をついている可能性が高い。
(ガチらしいよ)

そしていつもより圧倒的に遅い帰り時間



心なしか暗い顔




いつもとは違う。

バレてないとでも思ったのか。






それとも脅されているか

俺にバレたらまた煽るかいじるかされるとでも思ったのか。



忘れたい天使の頃の推測力が役立つのは自身の癪に障るが…
Daria
ホントバカだねぇ
Daria
隠し事へったくそ。

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