第19話

考え事
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2020/11/30 05:29 更新
花宮side


瀬戸「場所の特定はできたよ。赤司くんが手伝ってくれたからね」

赤司「僕もそうだが、桃井と相田さんの協力のおかげだよ。」


相田が手伝ってくれるとは意外だなと思いつつ、その場所を見ると


花宮「この距離…」

高尾「遠いっすね」

緑間「車、あるいは電車か」

華恋「電車はないでしょうね、どこか、路地にでも原先輩と古橋先輩は連れ込み、やろうとしたけれど、失敗、実は誘導されていて車がそこにあって連れて行かれたという可能性は高くあります」


誠凛に預けてたはずなのになぁ…?

っと俺は華恋を睨むと、ニコッと微笑んだ。

俺はため息を吐いてから地図へと向き直る。

相手は学生だと俺はみていた…が、

車を運転できるということは…大人か?

だからあいつらが手出しできなかったのか

あるいは


今吉「相手も相当な頭脳の持ち主やろうな、武器でも持っていたら、手出しできんのは理解できるわ」

華恋「武器を持っていても彼らなら、それを踏まえて立ち回ることが可能なはずです」

花宮「あいつらは、俺らの中じゃ喧嘩なれもしてるし、強いからな」


脅しでもされたのか…。


紫原「あ、そうだ〜俺も喧嘩できるよ〜」


こいつ、1テンポ遅いじゃねぇか?

と思いながら今吉さんが手招きをしていた。

人数は多めの方がいいな。


花宮「現場に行くのは俺たちだけだ。ヤマ、ここの統率を頼む」


そういうと、明らかに落ち込んでいた。

だが、本人もわかっていることのはずだ。  


山崎「俺も行きてぇって言いたいところなんだけどよ…すまねぇ」


こいつはヤンキー面のくせに無駄に女子力高い、が、喧嘩は弱い。


華恋「私は行っていいんだよね!」


ワクワクしながら目を輝かせながら俺の服を引っ張る。

我ながらこの妹は本当に可愛いと思う。

シスコンだとは思ってはいないが、尽くせる。

原が惚れるのもわかる。

だが、俺はこの件に関しては引っかかることがある。



あの女の存在と、古橋と原の拉致。



今吉「疑問に思うことはいくらでもできるで。それを確かめるためにも行かんとな」


今吉さんはそう言って俺の背を叩いてくる。


花宮「ふはっ、今吉さんに慰められる時が来るとはな」


俺は笑った。

場所は大きめな廃工場。

もう使われておらず、

何を作っていたのかはわからないが、

桃井や相田や赤司の調べによると防音らしい。

そして距離はあるけもしなければ、

車というのも可能性が低い、だが2人を…

無免許運転…などはしないよな。


華恋「お兄ちゃん、先輩たちなら平気だよ。原先輩は…煽ったりがあるからあれだけど…いや古橋先輩も無意識で…あー………うん!まぁ平気だよ!」


俺たちは、霧崎第一高校を出発した。

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