目を開けると、辺りは真っ暗で
お札が大量に貼られており、自由に体が動かせない
…でも、後ろにナニカがいる事は分かった
アイは 特級過呪怨霊 となった
極めて莫大な呪力量を持つ怨霊が私に取り憑いた。
元々 殺された私はこの世界に戻ってくるなんて
ありえもしない事だったんだから
…あのふたりさえ無事なら、
私はもう一度いなくなったって構わない
バンッッッ
突如として、悟の《赫》の攻撃が来た。
本当に、星を張っていなかったら殺される威力だ
震えながら、拳を強く握りながら
そう強く強く私に語りかける。
私、意外と生きてるのに価値あったんだな
こうやって泣いてくれる友人もいるのに
そう、アイを星にした人物はひとりじゃない
私の術式を解いた、“ もうひとり ” が存在するのだ
アイを直接手にかけたのは一般人の大学生
恐らく もう1人の犯人は アイと同じく芸能界の人間
そして、この呪術界の関係者。
________________絶対に殺してやる。
そいつと私が血縁関係がある以上
遺伝子検査で割り出せることができる
_________必ず見つけ出して、私の手で殺すまで。

ルビーは母親のようになりたいと立ち直り
アクアはきっと私と同じ道を行く。
__________俺を育てる気はない?
—————かくして幼少期は終わり
ガチャ
——————-新たな幕が上がる。
私は私の、復讐劇を始める____。
_______第二章 【芸能界】
_______第一章 『乙骨憂太』













編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。