第37話

小学校㉕
877
2022/05/28 22:15 更新


あなたから話しかけられなくなって。





しばらくたったある日のこと。







あなた
ツッキー。



あなたから久しぶりに話しかけられた。






正直、嬉しかった。




久しぶりに紡がれる僕の名前に愛らしさを感じた。













願うことは許されないけど。





叶うなら、その口から紡がれるのは僕の名前だけであってほしい、とそんな風に思うほどに。









もう既にほかの男のものになっている君を見て、僕は未だにそんな風に考えていた。



月島蛍
なに?
あなた
あのね、
ツッキーに話したいことが…
月島蛍
そう。
月島蛍
僕はないから。
じゃあね。
あなた
…そっか。



僕はまた突き放してしまった。






話って、きっと山口のことだろ?
もう知ってるよ。






好きなんでしょ。
お幸せに、なんて期待しないでよ。







そんな思ってもいないこと、言えるわけないでしょ。

























だけど、数日後。



僕はその選択を後悔することとなる。







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