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第1話

その日は突然に
7
2024/05/15 11:00 更新
記憶。それは残りやすくて、消えやすい物。

興味があることや好きな事は残りやすく、反対に興味がない物は残りにくくなる物だと私は思う。

だが、たとえ好きな物であっても忘れてしまう事は少なくない。

今回の物語は、そんな忘却の果てに家族にさえも忘れられてしまった、ある少女の物語。
時は春。今日は雨が降っている。
リサ・アプローズ
リサ・アプローズ
姉さん、今日は…
ライト・アプローズ
ライト・アプローズ
え?姉さん?この子誰だろ…
リサ・アプローズ
リサ・アプローズ
え、姉さん
私のこと忘れたの…?
ライト・アプローズ
ライト・アプローズ
忘れたって言われても…この子と私に血縁関係ってあったっけ?ルシア
ルシア・アプローズ
ルシア・アプローズ
さぁ…?ここに迷い込みでもしたんじゃないんでしょうか?
ライト・アプローズ
ライト・アプローズ
今雨降ってるけど今日はこの子の親とか友達探すか!
リサ・アプローズ
リサ・アプローズ
え…?
数分後…
ライト・アプローズ
ライト・アプローズ
っと…その前に…キミの名前は?
リサ・アプローズ
リサ・アプローズ
リサです…
ルシア・アプローズ
ルシア・アプローズ
友達は居ますか?
リサ・アプローズ
リサ・アプローズ
エリカって子と…シオンって子が居ます…
ライト・アプローズ
ライト・アプローズ
それで、どんな子?あとどこに居るかとかできれば教えて!
リサ・アプローズ
リサ・アプローズ
どこに居るかは分かりませんけど、エリカちゃんは茶髪で…シオンちゃんは紫髪です…
数時間後…
ライト・アプローズ
ライト・アプローズ
こんだけ探しても居ないね〜キミの友達…
リサ・アプローズ
リサ・アプローズ
ごめんさない、探すの手間取らせてしまって…
ライト・アプローズ
ライト・アプローズ
いいのいいの!私たちの事は気にしないで!
ルシア・アプローズ
ルシア・アプローズ
一旦探すのはこの辺にして…
じゃあ友達や親が見つかるまで私たちの家で過ごしていく事にしましょ?
リサ・アプローズ
リサ・アプローズ
あ、ありがとうございます…
数分後…
ライト・アプローズ
ライト・アプローズ
キミはこの部屋で過ごしてね
リサ・アプローズ
リサ・アプローズ
は、はい…
(まぁ元々この部屋で過ごしてたけど…って!?)
そこには、家具がなく
ベッドとクローゼットだけが置かれている空間が広がっていた。
リサ・アプローズ
リサ・アプローズ
あのー…元々この部屋に家具ってありました?
ライト・アプローズ
ライト・アプローズ
いや、無かったよ。
リサ・アプローズ
リサ・アプローズ
そうなんですね…
どうやら本当に忘れ去られているようだ。
数時間後…
時は深夜。
リサ・アプローズ
リサ・アプローズ
(はぁ…本当に忘れたの…?私のこと…
私これからどうしたらいいの?他人の様に接しなきゃいけないの…?)
彼女の目にはいつの間にか涙が浮かんでいた。
to be continued…

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