第20話

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2026/03/06 11:00 更新
相澤消太
相澤消太
んじゃあ最初、50メートル走な
相澤消太
相澤消太
位置について、よーい…
相澤消太
相澤消太
スタート
その合図とともに走りだす。

素の力でやったからか、最高記録には程遠い。
相澤消太
相澤消太
…1.48秒
ん…まぁいいかな。
A組
えぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!??????
あなた
ぅわ!?
切島鋭児郎
切島鋭児郎
早すぎだろ!!??
緑谷出久
緑谷出久
どういうことだ??五条さんは無個性と言ってた…。無個性であんなに早く走ることが可能なのか??いやそもそも、彼女はなんで無個性に…ブツブツブツブツ
いや、怖いよ緑谷くん。

ってか…無個性、無個性うるさいんだけど。
相澤消太
相澤消太
次、握力
あなた
ほーっと
バギッ。

…あれ?

ゴギッ。

…おりょ?
相澤消太
相澤消太
壊れたため測定不能
A組
はぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!????
ん〜まぁ確かに、刀扱うから握力鍛えたけどさ。

ま、いっか。
相澤消太
相澤消太
はぁ゙…立ち幅跳び
これ…は、足に呪力を纏わせれば。
あなた
ほっ!
永遠に飛べちゃうわけだ。
相澤消太
相澤消太
いつまで飛べる?
あなた
キャパが来るまで
相澤消太
相澤消太
キャパが来たことは?
あなた
ありませんね
相澤消太
相澤消太
はぁ…∞だ
ん、いい調子なんじゃないかな。
相澤消太
相澤消太
反復横跳び
これはじゃあ…素でやってみようか。
ほっと…。
相澤消太
相澤消太
測定不能
あなた
あっちゃぁ
やばいねコレ。

本当に無個性かどうか疑われちゃいそう。
相澤消太
相澤消太
ボール投げ
あなた
ん〜いいか
あなた
それっ!
指に僅かに呪力を込めてボールを前に押し出す。

さーて、どうなるかな
相澤消太
相澤消太
あー、測定不能
相澤消太
相澤消太
次、持久走
よっしゃ素でやろ。

あんま術式使ってもねぇ。
相澤消太
相澤消太
位置について…よーい
相澤消太
相澤消太
スタート
の合図と共に走り出す。

素での持久走なわけで、まぁ持久力あって良かったよ。

特級ともやり合うからね。

持久力はないと。
相澤消太
相澤消太
1分7秒
あなた
あ゙ぁ゙!!
あなた
遅くなっちゃった…
また鍛えないとダメかもね。
相澤消太
相澤消太
上体起こし
ん〜悠二には負けてらんないなぁ。

って思いながら上体起こしに取り組む。
相澤消太
相澤消太
はっ!?あぁ…測定不能
相澤消太
相澤消太
俺には見えん
うぅ…悠二に勝ったのか負けたのか分かんなくなった。
相澤消太
相澤消太
長座体前屈。これで最後だ
長座かぁ…。

頑張るかなぁ。
あなた
ほっ
相澤消太
相澤消太
79センチ
あと1センチで80だったのに…。
相澤消太
相澤消太
ま、結果はもちろん一位な
相澤消太
相澤消太
教室戻れー
その合図と共に、私は更衣室へと向かった。

あ、瞬間移動でね。

だから、あなたに話しかけようとしていたA組が驚いていたのを、私は知らない。
あなた
ふぅ…って!?
制服に着替え終わったところで、呪霊の気配を感じる。
あなた
一級か…ならいーや。さっさと終わらせちゃお
あ゙ー…ついでだ、ついで。

まとめて祓っちゃおうか。
更衣室を出た私は、人目につかない場所に移動した。
あなた
万象模倣
あなた
術式反転赫
あなた
術式順転蒼
あなた
虚式…茈
建物への被害がいかないように…。

よし。

これで大丈夫。
あなた
ッふぅ〜
教室、戻りたくないなぁ。

なんて、思ってもみるけど。

戻らないと、護衛もできないもんね。

行くかぁ。


教室に戻ったあと、私は質問攻めにあった。
蛙吹梅雨
蛙吹梅雨
ケロッあなたちゃん、すごかったわね
上鳴電気
上鳴電気
なぁなぁ!無個性なのに、どうやってあんなんやるんだ!?
葉隠透
葉隠透
無個性って、本当は嘘なんじゃないの〜笑
…うるさいなァ笑。

無個性って、そんなに悪いことかな?
あなた
個性が全てじゃないからね〜ただ、基礎体力をつけただけだよ
あなた
あと、無個性なのは本当
一個一個の質問に返していると、不意に焦凍と目が合ってしまった。

その冷たい瞳を見ただけで、かつての記憶が蘇る。
飯田天哉
飯田天哉
五条くん!帰ってくるのが遅かったじゃないか!
飯田天哉
飯田天哉
何をしていたんだ!?
あーどうしよ笑。

私って確か、病弱ってことになってるんだっけ?
あなた
ごめんねえ〜まだ体調も完治してなくてさ
あなた
少し気持ち悪くなっちゃって
そう言うと、皆が申し訳なさそうにこちらを見る。



そうこうしているうちに、午前中の授業が終わった。
あなた
…あ
お昼、どうしよ。

朝も気力が沸かなくて弁当作ってないんだよなぁ。

ま、食べなくても何とかなるでしょ。


って、うん?

この呪力ってもしかして。
家入硝子
家入硝子
おーい、あなたいるか?
あなた
硝子!?
何でここに…。
家入硝子
家入硝子
これ、弁当
あなた
え、いいの?
家入硝子
家入硝子
伏黒が作ったんだけどな
家入硝子
家入硝子
緊急任務で来れなくなったんだ
そうだったんだ…。

恵が、わざわざ私のために作ってくれた弁当。

それだけで、午前中の疲れが吹き飛んでいく気がした。
あなた
ありがとね、しょーこ
家入硝子
家入硝子
ん。じゃあ、午後も頑張れよ
あなた
んふ、はーい
優しく頭を撫でてくれた硝子に向かって薄っすらと微笑む。

それから、硝子がいなくなるのを見送り続けた。
芦戸三奈
芦戸三奈
ねーねー!!一緒に食べない!?
あなた
?…あぁ、芦戸さん
先程までの楽しそうな雰囲気から一変。

A組に話しかけられたというだけで、口調が一気に変わる。

けれど、A組はそのことに気づいていないようだった。

…面倒くさいけどまぁ。
あなた
いーよー、食べよ
仲良くしておかないと、守れるのに守れない…ってなるからね。

指示を聞いてもらえなかったりさ。
八百万百
八百万百
私達も良いでしょうか…?
そう言って来たのは八百万、耳郎、葉隠、蛙吹、麗日の五人。

結局、女子全員じゃん。
芦戸三奈
芦戸三奈
皆で食べよー!
そう言って連れて行かれたのは、食堂のようなとこ。
あなた
席は取っとくから、注文してきな〜
私がそう言うと、六人は注文をしに行った。

まぁ人も多いし、しばらく時間かかるだろうね。

って、うん?

弁当を包む手ぬぐい?の間に、何か紙が挟まっているのを見つけた。

なんだろう…って、これ。
あなた
恵からの、手紙…?
広げてみると、そこには…。

【あなたへ。
 雄英初日、午前の授業お疲れ様。
 辛いことあったらいつでも聞くから、帰ってこいよ。
 あと、今日の迎え楽しみにしとけって五条先生が。
 頑張れよとは言わないから。】

そこまで読んで、思わず涙が出そうになった。

でも、手紙にはまだ続きがあった。

【ただ、生きていてほしい。
 壊れないでほしい。
 いつでも電話してきていいからな。
 また後でな、あなた】

私達呪術師に、明日の保証なんて無い。

だからこそ、“また”という言葉がこんなにも支えになるとは思わなかった。
あなた
んふ



それからしばらくして、午後の授業が始まった。




恵は絶対に良い旦那になりますね、はい
閲覧10000、❤420、お気に入り120、スポットライト5、そしてランキングありがとうございます!
ランキングに関しては本当に気づかなかった…
感謝🙏🙏

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