第23話

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2026/03/12 10:00 更新
誰かに、優しく頭を撫でられている気がして目を覚ます。
あなた
ん…
伏黒恵
伏黒恵
あなた、おはよう
あなた
んん…おはよぉ、恵
時計を見ると5時を少し過ぎたところだった。

ゆっくり学校の準備をしていると、電話がなった。
あなた
はーい。どうしました?伊地知さん
伊地知清高
伊地知清高
あなたさん、朝早くにすみませんが任務です
え゙っ…。

まじかぁ。

恵と一緒に行こうと思ってたのに。
あなた
わかりました。詳細は?
伊地知清高
伊地知清高
1級呪霊4匹だそうです
伊地知清高
伊地知清高
狗巻準1級術師との共同任務です
あなた
棘と、ですか
伊地知清高
伊地知清高
えぇ…既に狗巻術師とは合流しているので、今からあなたさんの家に向かいますね
あなた
すみませんわざわざ…お願いします
そうして電話は終わった。

んん今から任務ねぇ。

学校、間に合うかな。

って、詳細の連絡来た。



『任務書
 
 静岡県内にある廃墟にて、1級呪霊4匹。

 2級以下呪霊数匹を確認。

 人命被害が出る前に、五条あなた特級術師。

 及び、狗巻棘準1級術師を派遣する。』
伏黒恵
伏黒恵
任務か
あなた
うん
伏黒恵
伏黒恵
俺もそろそろ任務だからな…
あなた
そ、っか
あーあ。

恵ともう少しいたかったなぁ。

なんて思いながら支度を終わらせ、冷蔵庫に入ってた缶コーヒーを持つ。

するとインターホンが鳴った。
あなた
ん、じゃあ行ってくるね
伏黒恵
伏黒恵
おう、死ぬなよ
あなた
恵こそね
伏黒恵
伏黒恵
じゃあ…またな
そう言って、彼は一つキスを落とす。
あなた
んふ、またね
家を出ると、見覚えのある車の前に伊地知さんが立っていた。
あなた
すみません、お待たせしてしまいましたか
伊地知清高
伊地知清高
いえいえ、お気になさらず
相変わらず隈凄いなぁ。
あなた
あ、伊地知さんコレ
あなた
よかったら飲んでください
そう言って私は缶コーヒーを差し出す。

すると伊地知さんは、泣きそうになりながらお礼の言葉を述べた。
伊地知清高
伊地知清高
では出発します
あなた
お願いします
狗巻棘
狗巻棘
いくら!!
(あなた!!)
あなた
棘、おはよ
狗巻棘
狗巻棘
すじこ〜!
(おはよ〜!)
棘は私に気を使ってか、護衛については一言も触れなかった。
狗巻棘
狗巻棘
高菜、ツナマヨ、明太子!
(あなた、その髪飾り、似合ってるよ!)
あなた
んふふ、ありがとねぇ
それから他愛もない話で盛り上がっていると、車が停まった。
伊地知清高
伊地知清高
こちらです
伊地知清高
伊地知清高
帳を下ろします
伊地知清高
伊地知清高
闇より出でて闇より黒く、その穢れを禊ぎ祓え
伊地知清高
伊地知清高
ご武運を
そう言って綺麗にお辞儀をした伊地知さんを横目に、私と棘はビルへと入っていった。
あなた
うわ、わんさかいるじゃん
私は影から愛刀・鬼神丸国重を取り出し。

棘は口元を顕にして戦闘態勢を整えた。

かつて、かの新選組三番隊組長斎藤一が使っていたとされるこの刀。

やっぱり譲り受けて正解だったね。

すごく使いやすい。
あなた
…来るっ!
しかもこの気配…特級か?

人型ではない。

知性はあるだろうな。

棘が1級を相手している間に、私は特級の相手をする。
狗巻棘
狗巻棘
…ッ、潰れろ!!
呪霊
グ、ぎゃああああああああ
あなた
ふっ…はっ!!!
一度刀を鞘にしまい、呼吸を整える。

やはり彼の刀を使うには、右差しにしないとね。

それから目にも見えない居合抜刀で呪霊を斬り殺す。
あなた
ふぅ…
何匹かこっちに呪霊来てるな
狗巻棘
狗巻棘
爆ぜろ!!!
そろそろ棘の喉も休ませないとね。

まだ吐血はしてないからマシだろうけど。
あなた
はっ…!!
私は刀を一振し、呪霊を一掃した。

それと同時に帳が上がる。
あなた
棘、だいじょーぶ??
狗巻棘
狗巻棘
しゃけ!すじこ、明太子!
(大丈夫!あなたが、守ってくれたからね!)
それから私達は車へと戻り、伊地知さんの言葉に甘えて雄英まで送ってもらうことにした。

今は8時30分。

ここから雄英まではおよそ1時間…。

遅刻確定だね。

伊地知さんは気を使ってくれてゆっくり走ってくれてるし。

まぁいっか。





伊地知清高
伊地知清高
着きましたよ、あなたさん
あなた
すみません、わざわざ…
あなた
今度、コーヒー奢りますね
伊地知清高
伊地知清高
…ありがとうございます!
伊地知清高
伊地知清高
お気をつけて、あなたさん
伊地知清高
伊地知清高
ご武運を
狗巻棘
狗巻棘
高菜ー!!すじこー!!明太子、おかかー!!
(あなたー!!無理しないでねー!!今度、迎えに行くからねー!!)
あなた
二人ともありがと、行ってきます
私はそう言って教室へと向かった。


ガラガラ…

大きな音を立てて扉が開く。

んん、もうちょっと静かに開いてもいいと思うんだけどなぁ。
蛙吹梅雨
蛙吹梅雨
ケロ、五条ちゃん?
葉隠透
葉隠透
遅刻だね〜!
飯田天哉
飯田天哉
五条くん!!雄英生として、遅刻はどうなのか!!
緑谷出久
緑谷出久
あなたさん、おはよう!
麗日お茶子
麗日お茶子
おはよう、あなたちゃん!
…下の名前、呼ばれたくないなぁ。

なんて、言っちゃだめだけど。

でもこんなに質問攻めされると困るな。

そう思った私は、相澤先生に目で訴える。
相澤消太
相澤消太
お前ら…今授業中だ
相澤消太
相澤消太
それに言っただろ?五条は病弱だから、病院に行ったりすることが多いって
相澤消太
相澤消太
責める前に、体調を気遣ってやれ
…まぁ事実。

病弱であることには変わりないよね。



体調悪くて寝込んでいた冬の日。

雪が降る中、タンクトップに半ズボンでベランダに数日間放置されてたんだし。

あれの時に肺結核やっちゃってなぁ。

完治してないしね。
あなた
すみません、遅れてしまい…
一切表情を動かすことなく、私は足早に席についた。

雄英護衛二日目が、幕を上げた。





新選組好きすぎて回想ではありますが出しちゃいます…!!
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⭐️160
ありがとうございます!!
感謝🙏

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