第22話

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2026/03/10 09:00 更新
にしても、まだ呪霊いるなぁ…。

少し祓ってくかな。
あなた
ん。これぐらいでいいかな。
教室行くかぁ。

あ、今日の迎えって誰が来るんだろ。

そんなことを考えながら教室に向かっていた私は、コスチュームから着替えていないことに気づく。
あなた
あ…まぁいっか
教室の扉を開けると、トゲトゲした赤い髪の子に話しかけられた。

確か名前は…切島鋭児郎。
切島鋭児郎
切島鋭児郎
おぉ、五条来た!お疲れ!
あなた
切島くんもお疲れ様〜
私はそう言いながら自分の席に向かい、荷物を整える。
芦戸三奈
芦戸三奈
今皆で反省会やってるんだけど、あなたもどう!?
…面倒だね。

そろそろ迎えも来るし。
あなた
ごめんねえ、この後用事があるんだ〜
手を合わせて断る。

あーあ、早く来ないかなぁ。

なんて考えていたら、感じ慣れた呪力を感知した。
伏黒恵
伏黒恵
あなた
そう、低くて落ち着いた声で私を呼ぶ、愛しい人。
あなた
…恵ッ!!
私は荷物を持って、恵のもとに駆け寄る。

そのまま、彼に勢いよく抱きついた。

そんな様子を見て、A組が驚きの表情を浮かべる。
A組
!!??
恵もまた、力強い腕で私を抱きしめてくれる。
伏黒恵
伏黒恵
おかえり、あなた
伏黒恵
伏黒恵
よく頑張ったな
そう言って頭を撫でてくれる恵の手には、お揃いの指輪とブレスレットがあった。

それを見た私の心は、優しく暖まった。
あなた
んふふ
芦戸三奈
芦戸三奈
ちょっとストップストップ!!
八百万百
八百万百
お二人はどういう関係ですの?
あなた
ええ…内緒〜
私はそれだけ言って、恵の腕を引いて教室を後にした。


――A組
No side
葉隠透
葉隠透
まじであのイケメン誰!!??
麗日お茶子
麗日お茶子
あなたちゃん、笑ってたな…
峰田実
峰田実
イケメンってずるいよな…
上鳴電気
上鳴電気
分かる、分かるぜ峰田…
飯田天哉
飯田天哉
雄英に入れるということは、彼はここの関係者なのだろうか!
爆豪勝己
爆豪勝己
アイツ、強い
緑谷出久
緑谷出久
個性は何なんだろう…!
伏黒とあなたへの疑問が大量発生してました✌

あなた
あ、そうだ恵?
伏黒恵
伏黒恵
ん?
あなた
弁当美味しかったよ!手紙も、ありがとね
伏黒恵
伏黒恵
おう
…にしても、あの焦凍の目。
あなた
怖かったなぁ
小さな声で呟く。

それが恵に聞こえていたのか、彼は私の手を握る力を強めた。
あなた
…めぐみ、
伏黒恵
伏黒恵
無理に話さなくて良い
そう言うと、恵は私の家の鍵を開け、雄英にいたときから持ってくれていた荷物を部屋に置きに行ってくれた。

その間、私は手洗い・うがい・着替えを済ませソファーでボーっとしていた。
伏黒恵
伏黒恵
はい、コーヒー
あなた
んあ?お、ありがとね
いつの間にか下に戻ってきていた恵が、私の目の前にコーヒーを差し出す。
あなた
今日、戦闘訓練があったんだけど
小さな声で、ポツポツと話し始める。
あなた
相手がね、轟焦凍だったの
伏黒恵
伏黒恵
ッ!?
あなた
最初、氷で攻撃された
そう言うと、恵が私の手を掴む力を強める。
あなた
まぁ、結局私が勝ったんだけどさ、目が…
あの、憎しみに染まった目が。
あなた
昔とそっくりで、息ができなくなっちゃった笑
その言葉と同時に、私は恵に抱きしめられた。
伏黒恵
伏黒恵
あなた
あなた
め、ぐみ…?
伏黒恵
伏黒恵
笑うな、笑わなくて良い…
伏黒恵
伏黒恵
俺の前では、仮面を外してくれ
悲痛な声でそう言われて、私の涙腺が崩壊した。

今まで抑え込んできた感情が、堰を切ったように溢れ出す。
あなた
ぅ゙…あ゙ァ゙…ッッッッ!!!!
あなた
こわ、かった…!!
あなた
むかしのっ、弱い私に戻った、みたいで…ッ!!
恵は何も言わずに、ただ私の頭と背中の傷を撫で続けた。
あなた
クラスの子達も、ずーっと無個性、無個性って…!!
あなた
個性がある=強い、みたいな式が成り立ってるみたいでさぁ…ッ
あなた
ほんっとに吐き気がしちゃって…!!
もう、雄英の何もかもが嫌になった。

無個性だから弱いと決めつけるところも。

ヒーロー科に入る=個性が強いと思っているところも。

サングラスをかけている理由を、良かれと思って踏み込んでくるところも。

全部、ぜんぶッ…!!!



感情が、とめどなく溢れていく。

それが限界に達しそうになったとき。
あなた
んッ…!?
恵の唇によって、私の口が塞がれた。

恵の、闇があるけど芯の通った美しい翡翠色の瞳を見る。

そうするだけで、あんなにも荒れていた心が落ち着いていく気がした。
あなた
ふっ…はぁっ、
あなた
恵…?
伏黒恵
伏黒恵
落ち着いたか?
少しだけ赤くなった頬。

翡翠色の瞳に浮かぶ、私への愛情。


…家族からは愛情が注がれなかった。

その代わりに、悟や硝子、傑、恵が溢れんばかりの愛情を注いでくれた。

今となっては、2年生や1年生も愛情を注いでくれる。

ふふ、私ってほんとに幸せ者だなぁ。
あなた
ッはは、うん。落ち着いたよ、恵
あなた
ありがとうね
それからしばらく、二人で世間話をしたり。

ご飯を食べたり。

お風呂に入ったり。

ごく普通の、幸せな時間を過ごした。
あなた
んん…
伏黒恵
伏黒恵
寝るか?
あなた
めぐみ、任務は…?
伏黒恵
伏黒恵
今日の分はもう片した
あなた
んふ、じゃあ一緒に寝よ〜
そう言って、私は部屋に恵を連れて行く。
あなた
おやすみ、恵
伏黒恵
伏黒恵
おやすみ。…愛してる、あなた
あなた
ッ、はは笑
あなた
私も、愛してるよ恵
恵の微笑んだ顔を見た私は、彼の腕の中で優しい夢の世界へ落ちていった。



ようやくいちゃいちゃ出せたんじゃない!?!?
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🔦6   ありがとうございます!
感謝🙇‍♀️🙏
交換宣伝まだまだ募集中ですぜ✌
コメントしてくれれば宣伝します👍️

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