あなたの偽名(苗字)side
ミッドナイト 「予選通過は上位42名!!残念ながら落ちちゃった人も安心しなさい!まだ見せ場は用意されてるわ!!」
「さーて第2種目よ!!私はもう知ってるけど〜…何かしら!?」
無駄な考え事をしていたら第2種目よ説明が始まっていた。どうやら騎馬戦のようだ…ん?騎馬戦?
友達少ない
+
無個性
ll
組む人がいない
ああ終わった…周りはどんどんチームを組み始めている、真面目に終わったかもしれない。⋯意外と爆豪人気なのね。
あなたの偽名(名前) 「はあー、どうしよう。」
?? 「あの!良かったら僕と組まない?」
あなたの偽名(名前) 「!?…みっ緑谷くん。」
「私なんかでホントにいいの?」
緑谷 「もちろんだよ、君の力が必要なんだ。」
あなたの偽名(名前) 「っ!」
"お前の力は何の役にも立たない⋯"
⋯緑谷くん、君は本当に私が心の奥底で望んでいる"1番欲しい言葉"を言ってくれるね。
あなたの偽名(名前) 「私でよければ、力を貸すよ。」
緑谷 「〜っ!ありがとう!!!」
チーム決め、なんとかクリア。
マイク 「さあ上げてけ鬨の声!!血で血を洗う雄英の合戦がいま!!狼煙を上げる!!!」
緑谷 「麗日さん!常闇くん!あなたの偽名(苗字)さん!」
麗日 「っはい!!」
常闇 「ああ⋯」
あなたの偽名(名前) 「うんっ!」
緑谷 「よろしく!!!」
得点の書いてあるハチマキを頭にキュッと巻き付け気合いを入れる。
マイク 「いくぜ!!残虐バトルロワイヤルカウントダウン!!」
「3!!」
「2!!」
「1!!」
あなたの偽名(名前) 「さあ、始めよう。」
マイク 「スタート!!!」
鉄哲 「実質それの争奪戦だ!!」
葉隠 「はっはっは!!緑谷くん、いっただくよー!」
常闇 「いきなりの襲来とはな⋯まず2組、追われし者の宿命…選択しろ緑谷!!」
緑谷 「もちろん逃げの一手!!!」
麗日さんの個性、常闇くんの黒影、申し分ない布陣だ。私は持ち前の反射神経や洞察力を活かし敵の攻撃をかわしている。
マイク 「さ〜2分も経ってねえが早くも混戦混戦!!」
交戦することを避けひたすら逃げている。しかしそう簡単に1000万を守ることは出来ない。
マイク 「さあ残り時間半分を切ったぞ!!」
轟 「そろそろ奪うぞ。」
きたわね、轟くん。
常闇 「もう少々終盤で相対するのではと踏んでいたが⋯随分買われたな緑谷。」
緑谷 「時間はもう半分!足止めないでね!仕掛けてくるのは…1組だけじゃない!」
あなたの偽名(名前) 「っ!?来るよ!!」
上鳴 「無差別放電130万V!!!」
上鳴くんの無差別放電は周りの騎馬をも巻き込んだ、私たちは黒影のおかげでなんとか防げた。
轟 「残り6分弱、後は引かねえ。」
麗日 「強すぎるの!逃げきれへん!」
常闇 「牽制する。」
轟 「八百万!」
あなたの偽名(名前) 「防がれた…」
常闇 「"創造"、厄介すぎる!いや⋯それ以上に上鳴だ。あの程度の装甲太陽光なら敗れていた⋯」
緑谷 「そうか!上鳴くんの電光。」
常闇 「奴の放電が続く限り攻めでは相性最悪だ。」
あなたの偽名(名前) 「⋯なら耐久戦ね。上鳴くんの放電、使い切らせよう。」
緑谷 「でもその耐久戦が難しいんだ!唯一敵に対抗できてた常闇くんの個性、それが使いにくい今何をしたら…」
あなたの偽名(名前) 「麗日さん、貴方の個性で全員を軽くして欲しい。私が攻撃を避けて走り続けるから。」
麗日 「でもそれやったらあなたの偽名(名前)ちゃんがキツイんじゃ!」
あなたの偽名(名前) 「大丈夫だ。無個性な分、身体能力や体力を鍛えてきたから自信はあるよ。」
緑谷 「⋯分かった!その作戦で行こう。」
あなたの偽名(名前) 「うん!」
「勝負だよ、轟くん。」
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!