第37話

第35話
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2023/03/31 05:40 更新
リノヒョンには、



やっぱりぼくのすべてがわかっているのだろうか、



これを夢だと割り切って考えることにした僕は、



心の内を素直に話すことにした。
ハンジソン
ハンジソン
うん、寂しいよ。
また1人になっちゃった。

ヒョンは僕の頭を撫でながら少ししたあと、
リノ
リノ
僕も。

と言った。



予想外だったのと、



ヒョンにしては珍しく素直だったせいか、



僕の頭の中はハテナでいっぱいになった。



ヒョンの言葉に思考を支配された僕が何も言えないでいると、



続けてヒョンは、

リノ
リノ
僕はお前がいないからつまらないよ。
リノ
リノ
僕は、お前がいればそれで良かったのに。
お前は違うかったんだね。
と返した。



僕は訳が分からなくなって、



これは夢だった。と思い返しながらも、



変に期待させてくるのを憎らしく思った。
ハンジソン
ハンジソン
なんかちょっとプロポーズみたい笑
ハンジソン
ハンジソン
気安くそんなこと言っちゃダメだよ。
期待しちゃうじゃん。
と笑いながら少しぶっきらぼうに答えた。



悪い夢だと思って、



もう寝てしまおうと腕で目を覆うと、



唇に柔らかいものが当たった感触がした。
ハンジソン
ハンジソン
…………?
リノ
リノ
………………。
確かに感じた唇への感触と、



それから少しして肩にのしかかってきた重みに混乱した僕が、



ふとヒョンの方へ視線を向けると、



耳を真っ赤にして僕の肩に顔を埋めていた。
ハンジソン
ハンジソン
ねぇ、ヒョン。
リノ
リノ
……………………。
ヒョンは何も答えない。
ハンジソン
ハンジソン
ヒョンの隣、まだ空いてる?
そう言っても、



ヒョンは答えなかった。



やっぱり夢だったのかもしれない、と



夢だとわかっているのに、



こんなことを言ってしまう自分を



少し恥ずかしく思っていると、



くぐもった声で、ヒョンは答える。
リノ
リノ
お前が、
リノ
リノ
離れていかないと約束するなら。
リノ
リノ
入れてやってもいい。
と。

その言葉に、



ヒョンの未来の恋人どころか、



メンバーにさえ嫉妬してしまうような、



自分の醜い独占欲が肯定されてしまったことを感じた。



でも、



ヒョンがいいと言うんだから。



嫌がられても、



僕はずっとそばにいてやろう。



後悔してももう遅いんだからね。



今はまだ、ソウルメイトのままだけど。
ハンジソン
ハンジソン
ヒョン、もう寝よう。
と半ば強引に、



僕とヒョンの体をベットの中に押し込んだ。



僕だって鍛えているんだからこれくらいなんてことは無い。



少し狭いけど、



ヒョンのぬくもりが心地よかった。



僕の肩から胸にヒョンの頭は移動したけど、



ヒョンはさっきの言葉を最後に、何も言わない。



ヒョンが苦しいと文句を言ってくるかもしれないことが心配になるくらいに、



強く抱きしめて、



今まで生きてきた中で1番心を込めて、


ハンジソン
ハンジソン
愛してるよ。
と耳元で囁いた。































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