第30話

#.28
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2026/04/23 06:32 更新
佐野「…ちゃん、あなたちゃん」

あなたの名字『ん……あ、ごめん、寝てた…』

佐野「大丈夫、起こしてごめん」
「サービスエリア来たから、なんか買うかなって」

あなたの名字『ありがと、少し見てくる』

佐野「俺も行く」



そう言って佐野くんは帽子を深く被り、マスクをした。さすがの配慮。
寝れない、と思っていたけど佐野くんの運転が快適すぎて気づいたら眠ってしまっていた。朝ごはんも食べていなかったので、軽食を取りたい。起きたらお腹すいちゃったし



あなたの名字『え、結構食べるね…?』

佐野「そう?」

あなたの名字『私からしたら多いよ』

佐野「今減量中とかじゃないし、好き勝手食べてる感じ 笑」

あなたの名字『健康だね』



割と大きめのパン2つにコンビニあるある揚げ物。普段楽屋とか動画で見てて思うけど、その量を食べてなんでその体型を維持できるんだろうか。美容とかめちゃくちゃ気になる。

そんな事はまぁ置いといて、人があまり居ないことをいい事にだいぶじっくりお土産とか店内を見回ってしまった。



佐野「もう大丈夫?」

あなたの名字『うん、長々見ちゃってごめんね』

佐野「いーよ、あなたちゃん楽しそうだったし」

あなたの名字『そ、そう…?』

佐野「うん」



佐野くんは満足気に微笑み、シートベルトを装着した。買ったパンを片手に、運転を再開する。佐野くんはいつも口いっぱいに食べ物を入れるからこういう瞬間はすごい可愛いなと思ってしまう。



あなたの名字『ふふっ』

佐野「ん?」

あなたの名字『佐野くん勢いよく食べ過ぎだよ』

佐野「お腹すいてんだもん」



そこから目的地までは、たくさんお話をした。
佐野くんの弟の話とか、M!LKの話。すごく真面目なお話も。そんなこと聞いちゃって大丈夫なのかなと思う時もあったけど夢を語る佐野くんの顔はキラキラしてて、熱意が全部伝わってきた。



佐野「ふー、着いた」

あなたの名字『お疲れ様、ありがとう』

佐野「こんな遠く車走らせたの初めてかも」

あなたの名字『うそ 笑』



行き着いた先は、アウトレットだった。
ブランドとかあるんじゃ…と心配になったけど、佐野くんは嬉しそうに歩き出していた。私も買い物は好きだから、足取りは軽くなる。

__そう、後から凄いことになるとも知らずに。
🩷
更新お待たせしました。
私事ですが、就職先が決まって……ドキハラしすぎて更新できませんでしたすみません、、

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