第52話

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2022/07/06 22:27
ジンside



次の日



目を覚ますとユンギがいる




今まで通りのはずなのに今日は特別感がある




ジン
ジン
可愛い


ユンギのおでこにキスをしてベッドを出る




ジン
ジン
今日はどんな朝ごはんがいいかな〜
  
今日は2人とも仕事休みなはずだからゆっくり出来る




鼻歌を鳴らしながら料理を作る
ジン
ジン
ふんふん♪


ぎゅっ
ジン
ジン
ん?
ジン
ジン
ユンギ?
ユンギ
ユンギ
起きた時いなかったからびっくりした


少しほっぺを膨らませタメ口で話すユンギ
ジン
ジン
何可愛いこと言ってるの〜


動かしていた手を止めて後ろを向く
ジン
ジン
おはよユンギ


ぎゅっ



そういうとユンギは胸の中に顔を埋める
ジン
ジン
チュッ
ジン
ジン
もうすぐできるからテレビでも見てて
ユンギ
ユンギ
はい


あーもう敬語だー



てくてく歩いているユンギ




可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛いかわi……




さっさと朝ごはんを作り机に並べる



ジン
ジン
ユンギできたよー
ユンギ
ユンギ
はい







ユンギ
ユンギ
モグモグ
ジン
ジン
美味しい?
ユンギ
ユンギ
はい
ジン
ジン
あっそうだスビン迎えに行くまで何する?
ユンギ
ユンギ
僕1箇所行きたいところあるんです
ジン
ジン
デート?
ジン
ジン
いいね〜


準備をし、家を出る
ジン
ジン
今日はどこ行くの?
ユンギ
ユンギ
秘密です
ジン
ジン
えっでも運転…
ユンギ
ユンギ
僕が運転します
ジン
ジン
免許持ってたの?
ユンギ
ユンギ
はい


初めてユンギの左側に座る



ジン
ジン
ドキドキする
ユンギ
ユンギ
どうしたんですか?


ユンギがかっこいいなんて言えないよ (*´ `)♡


それにしても何処に向かってるんだろ




だんだん潮の匂いがしてくる
ジン
ジン
わぁー海?
ユンギ
ユンギ
ここです
ユンギ
ユンギ
僕が来たかった場所
ジン
ジン
誰もいないね
ユンギ
ユンギ
はい、地元の人しか来ませんから
ジン
ジン
でも、どうしてここ?
ユンギ
ユンギ
ここ、スビンが産まれる前に母と住んだ家が近いんですよね
ジン
ジン
えっ?
ユンギ
ユンギ
まだ母の精神が安定してた時なんですけど
ユンギ
ユンギ
ここ小学校の帰り道でよくよってたんです
ユンギ
ユンギ
唯一の僕だけの思い出の場所です

小学生のユンギが想像出来る


ジン
ジン
小さい頃のユンギかー大人びてそう
ユンギ
ユンギ
そんなことないですよ
ユンギ
ユンギ
今でもスビンが生まれてお兄ちゃんの自覚したくらいですよ
ジン
ジン
うん知ってる
ジン
ジン
だけど甘えるのは僕だけにしてよね
ユンギ
ユンギ
何言ってるんですか笑
浜辺を歩きながら時間を忘れユンギと色んな話をした



それを見るともう日が落ち始めている







ユンギ
ユンギ
もう帰りましょっか
ジン
ジン
そうだね
ジン
ジン
あっちょっと待って


ユンギの前にすわる



小さな箱をポケットからだす
ユンギ
ユンギ
えっ
ジン
ジン
貰ってくれる?
ジン
ジン
もう一生離れないし、ユンギを悲しい思いなんかさせない
これから一緒に楽しい思い出を作りたいんだ
ジン
ジン
これは一種の気持ち表現かな


ユンギは泣きながら受け取ってくれる



ユンギ
ユンギ
悲しませたら許さないですからね
ジン
ジン
うん













end

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