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第1話

King & Prince 宙(そら)
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2020/05/09 17:34
そんな君のことを思い出す朝は
夢を見ない いつも通り
新しい町 春風のにおい お気に入りの曲
それでも声が聞こえる
信号待ち 前を通りすぎる車
あの頃の君に重なって見える
ねぇ、何を捧げれば時は戻るの?
言葉が宙に舞って 壊れたとしても
この思いは 弧を描いて
君に届くはず 君に届いて
今度はその手を離さないよ
いつかの君が言う「このままでいいの?」
答えられなかった僕は
一つ一つ言葉にして このソラの向こうに
消えてしまわぬように 声に変えて

きっと君が僕を思い出すとしたら
こんな風に雨が降って
真っ赤な目で僕をじっと見つめ
すぐに背を向けた あの夜かもしれないね

選択肢と言う名の
持ちきれない風船を握りしめて
気がついたら手の中の
一番大事なものが飛んでいったんだ

言葉が宙に舞って 壊れたとしても
この思いは弧を描いて
君に届くはず 君に届いて
今度はその手を離さないよ

雨があがってそっと光が差したら
この思いは虹に変わり
君に届くはず 君に届いて
探してた答えを見つけたよ

すぐに手を握って伝えたいけど
今の僕に出来ることは
一つ一つ言葉にして このソラの向こうの
君が笑う場所へ 声に変えて

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