一足先に学校に着いた私は
いつも通り朝の支度をする。
近くの席の友人と
談笑しているうちに、
ライとウェンが教室に入ってきた。
2人とはクラスが同じなのだ。
…またあのガキの話をしている。
でも私が
嫉妬してるなんて悟られたくない。
恋愛感情があるとか
そういうことじゃなくて、
単に私の居場所を
奪われたのがムカついた。
あのガキ、私を下げて
自分が優位に立とうとしてるところが
1番ウザいしキモい。
ニヤッと笑って
顔を近づけてくる友人。
思い出すだけでも
胃がムカムカする。
きゅるんとした瞳、
ハートみたいな小さい唇、
サラサラの髪の毛、
小柄で細くて白い身体、
愛らしい声、
子供っぽいがあざとい挙動。
…全部私にはないものだから
余計に苛立った。
あんな子に嫉妬とか
自分でもどうにかしていると思う。
……でも気づいた。
たぶん私は怖いんだ。
最近は本当に、彼らを
取られてしまいそうで焦っているんだ。
泣かせたら逆に
あの子が有利になってしまう。
だからきっと私は我慢するしかない。
いつの間にか幼馴染たちの会話の柱は
あの子になっていった。
ゆゆちゃんゆゆちゃんって
毎日毎日朝も帰りも。
私が何年もかけて積み上げたものを、
ものの1ヶ月で全部取ったから。
…正当なんじゃないかって
心の奥で思ってはいる。
もはや意味がわからないレベルで
勘の鋭い友人に、私は顔を顰めた。
コイツ意味わかんない。
友人はドヤ顔でそう言い放つと、
私の顔をさらに覗き込んだ。
品定めするみたいなそういう目で。
wow血が騒ぐ
こういうの大好きなんです🤦🏻♀️
一目見た瞬間気になっちゃうやつです💕
ほんっとに吸い込まれる
こういう激アツ展開たまらん🥹
大好きの大渋滞













編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。