第13話

12.
134
2026/04/01 09:00 更新
tg side
翌日
昨日、3人に言ったように今日もあの木の場所へと行く
暇があれば昔も来ていたあの場所
あの2人には伝えていない、俺だけの場所だった
でも、3人に見つけられ、騒がしくなった
こういうことも悪くないのかもしれないなと思えるようになった
そんなことを考えながら、山をくだっていく
俺のお気に入りの場所につき、木の上に登る
村を眺めると昨日とさほど変わらない村があった
この平和はいつまで続くのだろう…?
もしかしたら、またあの時のように___














mz'
よ!
声をかけられそちらを振り向くと、まぜ太が木に登っていた
俺は、視線を村の方へ戻し聞く
tg
今日は1人なの?
mz'
あぁ
mz'
今日はあっきぃが妹の世話、けちゃはお父さんに呼ばれたらしくて俺1人
mz'
普段は、1人しか集まんない時は村から出ちゃダメだから来ないんだけど、今日はちぐがいると思ったからきた
tg
そうなんだ
tg
ていうか、いつもこんな時間にくるの?
mz'
うん、学校があるからな
tg
学校…?
mz'
知らないのか?
tg
うん、、
mz'
通っていないのか?
mz'
というか、ちぐは何歳なんだ?
tg
学校は知らない
tg
俺は、今12
年齢なんて、分からない、、
でも、人間は年齢を気にすることを知っているから
mz'
そうなんだ、意外
mz'
俺らは、あっきぃと俺がが9つでけちゃが8つ
mz'
みんな小学3年生だ
mz'
ちぐは俺らのお兄さんだな
tg
…そうかもね
"お兄さん"か…
tg
学校ってなにか教えてよ
mz'
いいよ
mz'
学校は読み書きを習ったり、運動したりするところ
mz'
俺と同じぐらいの歳のやつが一緒に勉強をするんだ
tg
へー
tg
楽しいの?
mz'
うん、色んなやつと関われるからな
mz'
俺も、学校通い始めたのは今年からなんだよな
mz'
家が貧乏で通えてなかったんだけど、選ばれたから通えるようになったんだ
mz'
もしかしたら、ちぐの家も俺と同じような感じなのかもな
最後のまぜ太が言った言葉は俺の耳には入ってこなかった
"選ばれた"まぜ太が言ったこの言葉が俺の耳から離れなかった
やっとの思いで絞り出した言葉は、
tg
選ばれたって言うのは他の2人も?
の一言だった
まぜ太は不思議そうな顔をしながら答える
mz'
そうだけど?
そっか、今年はこの3人なんだ
ak'
やっほー!!
遠くから声が聞こえてきた
そちらを向くと、あっきぃとけちゃがこちらに向かって来ていた
mz'
あぁ、あいつら来れたんだ
mz'
にしても、あっきぃはどれだけ遠くてもうるさいんだな笑
よかった、他の人が来てくれて
もし、あのまままぜ太と2人きりだったら、俺は___
kty'
来ちゃった
そういいながらニコニコな2人が木の上へとやってくる
tg
もう少ししたら日が沈み始めるのに
ak'
そうかもしれないけど、おれは会いたかったから
そういうものなのだろうか、人間のことはやっぱりよく分からない…


















































あれから5日
毎日3人は木の上へやってきた
学校終わりに今日はこんなことがあったんだって話してくれる
それは、人間のことをよく知らない俺からしたらとても物珍しい事ばかりで聞いているだけで楽しかった
少しだけ、3人と仲良くなれたかもしれない
だけど、しばらくは来れないかな、2人が帰ってきちゃうし
もっと、着たいけど、、、
mz'
よ!
kty'
今日も来ちゃった
ak'
やっほ!
tg
また、来たんだ
mz'
ちぐと一緒に話すの楽しいからな
tg
俺なんかと話すののどこが楽しいのか俺には分からないや
ak'
そう?
ak'
ちぐちゃんって色々物知りだし、優しいし、話しててとっても楽しいけどね
kty'
僕もそう思う
kty'
ちぐ、僕の知らない植物してるもん
tg
…そっか




tg
…明日からさ、しばらく来れなくなるんだ
mz'
そうなのか?
tg
今度いつ来れるか分からない
ak'
なんで?もっとたくさん遊ぼうよ
tg
俺もずっと隣町から来る訳には行かないし、
tg
他の人に心配かけちゃうから
kty'
そっか…
mz'
他の人って、友達?
tg
あ〜、そんなとこ…
ak'
じゃあ、此処に連れてくればいいじゃん!
ak'
そしたら、おれたちにも友達が増えるしさ
tg
うん、気が向いたらね、
tg
あ、もうこんな時間
既に日が傾き始めていた
tg
俺もう帰らないと、
mz'
今日は早いんだな
tg
うん、心配かけちゃうから
木から降り、山へと歩き始める
後ろを振り向く
tg
…またね
ak'
うん!
ak'
またねぇ!絶対だよ!
mz'
俺らはいつも此処にいるからな
kty'
また、たくさんお話しよう!
そんな言葉を受け取りながら、俺は山の上へと歩いていくのだった













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